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損切りか保有かを決める最大逆行幅入門ベテラン度:
★★☆
ジョン・スウィーニー,
長尾慎太郎,
山下恵美子パンローリング A5判 206頁 2012年10月発売 本体 7,800円 税込 8,580円 国内送料無料です。 この商品は 11月5日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
読者のご意見 トレーディングの損失を最小化するリスク管理法最大逆行幅について初めて書かれた画期的ガイド!トレーディングリスクを劇的に減少させる斬新でパワフルなツール ここには最小限のリスクで大きな利益を手に入れるためのエッジがある! 成功するトレーダーには危険な損失水準を感知する「第六感」というものが備わっている。だが、その直感が外れたとしたら? あるトレードで大きな損失が予測されるとき、単なる推測を超え、その損失点を正確に見積もる技術が必要になる。とはいうものの、損失点を正確に見積もること――つまり、損失量を定量的に測定すること――は可能なのだろうか。答えはイエスである。そして、それを可能にしてくれるのが MAE(最大逆行幅、Maximum Adverse Excursion)という概念である。この画期的なリスク管理法は、トレーディングの意思決定を行う前に損失点を特定することで、悲惨な結果を避けることを可能にするものだ。この強力なトレーディングツールを、MAEの開発者であり『テクニカル・アナリシス・オブ・ストック・アンド・コモディティーズ』誌のテクニカルエディターでもあるジョン・スウィーニーが本書で初めて明らかにしている。 MAEによる損失点の測定を成功させるための鍵は、市場が規則正しい動きをしているかどうかを見極めることである、とスウィーニーは言う。仕掛けのポイントからの値動きを測定しチャート化することで、一定の期間にわたって規則正しい値動きが存在するかどうかを素早くかつ簡単に見極めることができる。そして値動きに規則性やパターンが存在すれば、それをトレードに利用することができる。トレードで重要なのは、値動きが自分のトレードに対して順行しているのか逆行しているのかを見極め、いずれの場合であっても次に起こることを予測できる信頼のおけるシステムを持つことである。単なる推測を統計学に置き換えることで、損切りポイント(プロテクティブストップ)や利食いポイントを客観的に求めることが可能になるのである。 トレーダーたちは定量化された最小限のリスクで大きな利益を手に入れるためのエッジを常に探し求めている。しかし、そんなエッジを手に入れることはたやすいことではない。このMAEの総合ガイドはそんなエッジをあなたに与えてくれるものだ。 以下が本書の内容である。
■著者紹介ジョン・スウィーニー(John Sweeney)ノースウエスト銀行持株会社であるシーファースト・バンキング・コーポレーションの元分散投資部門部長。『テクニカル・アナリシス・オブ・ストック・アンド・コモディティーズ』誌のテクニカルエディターで、自らもトレーディングを行っている。 ■本書への賛辞「何事についても言えることだが、徹底した準備こそがトレーディングで成功するための秘訣である。競争の激しい今日の市場で生き残れるのは準備を怠らない者だけである。トレーディングシステムは実際に資金を投下する前に分析が不可欠だが、本書はそれをステップバイステップで行うためのツールを提供するものだ」――トーマス・ハートル(『テクニカル・アナリシス・オブ・ストック・アンド・コモディティーズ』誌のエディター)「本書はこれまで見過ごされてきたテーマ――どうすれば損失を最小化できるか――に焦点を当てたものだ。ジョン・スウィーニーのアドバイスに従い、損失を最小化する方法を自分のものにすれば、人より一歩も二歩も先を行くことができる」――マーティン・J・プリング(国際経済研究所所長) 「ジョン・スウィーニーはまたしてもやってくれた。『キャンペーン・トレーディング』に引き続き、彼は本書でも複雑なアイデアを簡単で理解しやすく、トレーダーたちが情報に基づくトレーディングの意思決定を行える形で説明してくれている」――クリフォード・シェリー博士(『マセマティクス・オブ・テクニカル・アナリシス』の著者)
■目次
■監修者まえがき本書はジョン・スウィーニーの著した“Maximum Adverse Execution”の邦訳である。本文中にもあるとおり、本書は“The Trader's Advantage”シリーズのひとつとして企画され、冗長な無駄を省きトレード上の技術に特化した解説書として書かれた。ここで扱われているのは、ほかの相場書籍にあるようなトレードシステムの構築や改良の話ではなくトレード後の世界である。スウィーニーは個々のポジションを取ったあとの損益の時間的変化に注目し、その特徴をとらえることが投資行動の改善に資する可能性を示したのだ。トレード戦略を考える場合、アルゴリズムそのものをあれこれといじろうとする人は多いが、ポジションを取ったあとの損益の行方を管理しようとする人は少ない。なぜならそれはリスク管理の範疇に属する話であり、研究してもつまらないと一般的には思われているからだ。だが、専門家とそうでない人を分けるもののひとつはこのリスク管理にある。トレードに限らず、リスクもリワードも、本来はあるインシデントが発生する確率(頻度)と、それが起こったときのインパクト(影響)との積(以下単に、「積」)で表されるものである。そして、それを正しく認識するためには統計的な解析が欠かせない。(全文を読む)
(ウィザードブックシリーズ199) 読者のご意見本書はAdvantageシリーズだけあり、内容は高度である。 ...もっと見るそのほかのお薦め
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