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金融史がわかれば世界がわかる 「金融力」とは何かベテラン度:
★☆☆
倉都康行筑摩書房 新書判 238頁 2005年1月発売 本体 720円 税込 792円 国内送料無料です。 この商品は 本日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
基軸通貨の条件とは!?日本には「経済力」はあるが「金融力」には乏しい。一方で現代の米国は経済力も金融力も世界一である…といえば、「金融力」の示すところがなんとなく理解できるだろう。貿易金融や資本取引における元祖金融機関の役割から、金本位制、変動相場制に移行する為替システム、資本市場における金融技術の発展などのトピックスを通じて、経済力ならぬ金融力がどのように英国や米国の金融覇権を支えてきたかを鳥瞰しようとした「金融力の現代史」である。 躍進する中国や徐々にではあるが着実に強化されているユーロなど、今後の国際金融における金融力の覇権争いがどのように展開されるか、そして日本はいかなる方向付けを余儀なくされ、金融力をどのように再構築するかを問い掛ける。
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