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入門 先物市場のすべてベテラン度:
★★☆
シカゴ・ボード・オブ・トレードエム・ケイ・ニュース社 A5判 385頁 2000年6月発売 本体 15,000円 税込 16,500円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
国際化時代の投資家のバイブル
日本語版発行にあたってシカゴ・ボード・オブ・トレード(CBOT)の『コモディティ・トレーディング・マニュアル』は先物市場に関する文献として、初版の発行以来極めて重要な役割を果たしてまいりました。本書は先物業界全般をわかりやすく解説することを目的としており、内容は先物取引発達の歴史から先物取引所の日々の業務まで多岐に渡ります。先物取引に関する個々の事象については、それを専門により深く解説している書籍も少なくありません。しかし、『コモディティ・トレーディング・マニュアル』は先物取引に興味をお持ちの初心者の方々に、業界を横断的に、かつ平易な言葉でご紹介するという点に重点を置いています。とはいえ、この目的を完遂することも、版を重ねる毎に難しくなってきています。理由は、世界の資本市場における先物商品の上場ラッシュ、またそれに伴う市場の拡大です。中でも先物市場の発展に関して特筆すべき出来事は、世界中の先物およびオプション取引所出来高の飛躍的な増大でしょう。この背景には、店頭取引(OTC)の拡大の一方で、そのリスク管理ツールとしてスワップ取引やオプション取引が多用されていることがあげられます。 1997年に本書が初めて出版された当初、最終章『競争、相互補完、収斂:店頭、国際、電子市場』は、OTC市場と先物市場の世界的な発展、そして電子取引システムに関しての最新の解説を試みたものでした。ところがその後状況は急展開しています。世界の取引所が上場商品を増やし、取引所は、同盟を確立し、オープン・アウトクライ仕法は電子取引にとって代わられているのです。 先物市場における近年の劇的な変化は、その多くがテクノロジーの急速な進歩に根差しています。しかしこのテクノロジーの進歩は同時に、本書の読者にとっては、業界の変成に対する配慮を容易にしてくれるものでもあるのです。『コモディティ・トレーディング・マニュアル』は常に先進の先物取引解説書であるべく、初版以来25年にわたって、改訂を繰り返してきました。読者の皆様におかれましては、次版が出版されるまでは、インターネットで世界の先物取引所や諸規制機関、先物業界関連ウェッブサイトへアクセスして最新の情報を収集されることをお勧めいたします。そしてCBOTのウェッブサイト www.cbot.comをブックマークしていただき、常に最新の情報をお取り寄せください。 先物業界の変革は急激に訪れ、『先物取引の未来』は常に変化を遂げています。しかし先物取引に関する教育活動、またリスク管理市場としての先物取引の必要性と重要性をCBOTが訴え続けていくことは、今後も変わることはありません。 シカゴ・ボード・オブ・トレード事業開発部 エグゼクティブ・バイス・プレジデント そのほかのお薦め
ベテラン度:
★☆☆
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