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米国商品情報を活用して待ち伏せする “先取り”株式投資術ベテラン度:
★★☆
松本英毅,
東条麻衣子パンローリング A5判 344頁 2020年4月発売 本体 1,800円 税込 1,980円 国内送料無料です。 この商品は 1月6日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
大きく動く前に仕込むための思考法とアクションプラン材料が出てから動くのではなく、材料が出る前に動く!
『“先取り”株式投資術』出版記念オンラインセミナー4月21日(金)20時からライブ配信 STOCKVOICE「WORLD MARKETZ」4月10日(金)東条麻衣子さんが電話出演されました 番組内のプレゼントは締め切りました。 目次 | 読者の声 1)情報は一瞬で知れ渡るから、先手を打てないと勝てなくなるインターネットが発達したおかげで、情報という情報はSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)などを経由して、瞬時にして世界中に伝わるようになりました。この状況下では、仮に大きな材料が飛び出したとしても、それを市場が消化するまでほとんど時間が掛かりません。 一昔前なら、数日かけて相場に徐々に織り込まれていたような材料でも、今ならば、市場が反応を終えるまでは数時間がよいところでしょう。 仮に、情報を他人よりも早く入手し、先手を打ってポジションを仕掛けたとしても、以前ほどの利益を得られなくなってきているというのが実際のところです。もちろん、他人よりも数分、あるいは数秒早いタイミングでトレードを行うような戦略もありますが、それは、個人投資家のレベルでは難しいことでしょう。 もちろん、インターネットの普及によって、個人投資家でも本当に多くの情報を入手できるようになりました。その点では、機関投資家など、プロの投資家との差もほとんどなくなったと思いますが、その分、情報の賞味期限もどんどん短くなっていますから、何か材料が出てから動いているようでは、間に合わなくなってきているのです。 これからの時代は、材料が出るのを待つのではなく、一歩進んで「この先、どのような材料が出てくるのか」を予測し、先手を打って仕掛けることでしか勝てなくなっていくのではないでしょうか。 2)先手を打つために米国の商品情報を活用するさて先手を打つためにはどうすればよいのでしょうか。その解決策として、米国の商品情報を活用しようというのが本書のテーマです。ポイントは2つあります。ひとつめは米国です。「米国(アメリカ)がくしゃみをすると日本は風邪を引く」という相場格言を、一度くらいは聞いたことがあると思います。日米の政治経済が強い関係にあること、それゆえにアメリカで何かが起こると、日本もその影響を受けることを揶揄する言葉です。ここで注目すべきは「米国が世界経済の中心である」という点です。 2つめは商品市場です。なぜなら、商品市場には、株式市場に先行して動くという特性があるからです。セクターによっては影響力も思った以上に大きくなります。つまり、「商品のファンダメンタルズの分析をすることで株式市場の流れを把握する」という意味では極めて有効なのです。 3)トップダウンとボトムアップの2つの方法米国の商品情報を日本株に生かす、要するに「先取りする方法」は2つあります。 ひとつは、米国株式市場の方向感を示し、かつ、先行指標となる WTI原油価格の流れとその在庫の増減をベースに注目セクターを選び、次にその中から銘柄を選んでいく「トップダウン方式」です。
もうひとつは、米国で動いている商品に注目して、まずは関連セクターを選び、次に対応する銘柄を選んでいく「ボトムアップ方式」です。例えば、大豆価格が上がったら非鉄セクターに注目する」といったたぐいのやり方です。 著者紹介松本英毅(まつもと えいき)よそうかい・グローバル・インベスターズ・インク代表。米国商品・金融市場ストラテジスト自らもファンドを立ち上げ、米国市場で運用するトレーダーでもある。音楽の道を志して渡米、ニューヨークで数年間プロのベーシストとして活動したあと、商品ブローカーに転身、その後市場分析、運用への道に進むという異例の存在。現在もニューヨークを拠点に活動し、会員制米国市場情報サイト「よそうかい.com 」を運営。実際のトレードに役立つ情報提供を身上とする。 金融から商品市場まで幅広い知識を有しており、ひとつの銘柄にとらわれることなく総合的な判断を下すことができるのが強み。中でも、1バレル=10ドル時代から追い続けてきた原油市場については造詣が深い。ファンドでの経験を活かした切り口の鋭い分析に定評がある。 東条麻衣子(とうじょう まいこ)投資歴20年弱の個人投資家。米国留学時に株式投資に興味を持ち、就職し資金を貯め、東証一部上場企業で秘書をしていた際に投資を開始。投資を始めて2年で、銀行株で資産を10倍にまで増やす。投資で増えた資金で、頻繁に米国に行けるという理由から投資はゆったりと続けながら、セレクトショップを経営。渋谷・銀座・代官山・赤坂見附・浦和などに出店、10年経営したところでアパレル企業を売却。 アパレルで稼いだ利益をプラスして、本格的に株式投資を開始。2013年のサーキットブレーカーで買い一辺倒の怖さを知る。上昇相場でも下落相場でも利益を出せるよう、大きな流れに沿った投資を実践。相場反転の可能性について警鐘を鳴らす「株式注意情報.jp」の運営メンバー。 2018年2月のVIXショック、10月の世界同時株安、2019年5月米中貿易協議決裂による下げ相場、2020年1月からの世界同時株安の起こる前に下落の可能性を発信。 「kabutan」の珠玉の相場コラムに市況記事を気ままに執筆中。 目次まえがき1 少し視点を変えるだけで、ファンダメンタルズは役に立つ 2 商品への投資を有効に活用しないと、大きなチャンスを失う? 3 それなりの勉強は必要ですが、決して無駄にはなりません
第1部 米国商品情報編第1章 ファンダメンタルズ・トレーディングとは何か
第1節 ファンダメンタルズは思ったほど難しいものではない 第2章 ファンダメンタルズを使って相場に勝つポイント
第1節 相場を追いかけるのではなく、待ち伏せしよう 第3章 商品市場別のファンダメンタルズ攻略法
第1節 原油市場の攻略法 〜季節性が出やすい相場〜 第4章 各市場で注目すべき材料とその分析方法
第1節 原油市場に影響を及ぼす材料
コラム:石油在庫統計の詳細について 第5章 実際にトレードをしてみよう
第1節 相場観をはっきりさせなければ、トレードは始まらない 第6章 すべての市場はつながっている
第1節 市場は思いもよらないところで影響を及ぼし合っている
第2部 株式市場への活用編第1章 米国の商品市場の情報を日本の株式投資に生かしましょう
第2章 商品市場を正しく理解することが、株式投資の勝率アップにつながる
第3章 日本株投資の基礎知識
第4章 トップダウン方式の銘柄選択
第5章 ボトムアップ方式の銘柄選択
第6章 まとめ
巻末付録
(現代の錬金術師シリーズ158) 読者のご意見商品の一年間の特徴とそこからの影響がとてもわかりやすく書かれてあって、投資初心者にとってはどこから情報を収集すればいいか等とても為になりました。...もっと見る そのほかのお薦め
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