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タイ株投資完全マニュアル 入門編 本気の海外投資シリーズ2ベテラン度:
★★☆
阿部俊之,
石田和靖パンローリング 四六判 200頁 2006年3月発売 本体 1,800円 税込 1,980円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet
これからの国「タイ」は、大きく発展する可能性を秘めた魅惑の楽園。
■タイの魅力とリスクいまだ発展途中にある「タイ」だけに、この国には今後発展する要素がたくさんあ ります。例えば、経済。1997年7月の「バーツ大幅下落」以降、下降線をたどってき ましたが、財政政策を含む景気対策や好調な輸出産業などにより低迷を続けていた経 済は回復基調に。その後、2001年2月に発足したタクシン政権の働きもあって経済は 回復。2003年は6.9%、2004年は6.1%の成長を達成しています。そのほかにも、以下 に列挙するように“国を上げていく”要素が数多く内在しています。
■タイはまだまだ割安タイの株式市場の特長として、「PER(Price Earning Ratio=株価収益率)が他市 場と比べてもまだまだ割安で、配当利回りも高く、安定した政治と経済成長により、 今後大きく成長が見込める」が挙げられます。実際、PERは香港14.50倍、東京28.20 倍に対し、タイでは8.70倍と10倍以下の数値です。配当利回りも、香港3.07%、東 京1.02%に対し、タイでは3.77%になっています。このように、これから4〜5年程度の中長期的な運用先として魅力溢れるマーケッ トなのです。海外投資のポートフォリオの中のひとつの分散先として、国の基幹産業 などに投資すれば、資産運用に思わぬ弾みをつけてくれる可能性もあります。 比較的安く投資できる点も魅力のひとつでしょう。「タイ企業への投資は初めてだ から、少し様子を見ながら……」というのであれば、2〜3万円程度からの投資も十 分可能です。経済発展の入り口に差しかかった国への投資ですから、資金的な敷居は、 まだまだ日本よりも低いといえます。
■タイへの投資手法タイ株の個別銘柄に日本から投資する手法としては、以下に示すように
本書では、このうちの「香港の証券会社を使い、タイ株に投資する」について詳し く解説しています(詳細は本書をご覧ください)。口座開設の仕方や入金方法、出金 方法、オンライントレードのやり方など、実践に即した内容を紹介しています。 (はじめに)魅惑の国、タイランド。タイ政府観光局のキャッチコピーは「Amazing Thailand (驚きのタイ王国)」という言葉でその魅力を表現しています。 タイの魅力というと、まずグルメが挙げられるでしょう。タイでは街角を歩けばそ こらじゅうに屋台が軒を並べています。食欲をそそる香辛料の香りにつられて、思わ ずふらふらっと屋台に入れば、今までに出合ったこともない独特の味付けと香りに病 みつきになってしまいます。 また、女性に大人気のエステやスパ、マッサージもあります。タイのエステやスパ は、価格が安いうえにサービスのクオリティも高く、数や種類が実に豊富で、世界中 の観光客を惹きつけてやみません。 ショッピングもタイの楽しみのひとつです。いろいろな商材の値段が安いので、タ イで安く仕入れた雑貨や衣類を日本で販売している個人輸入業者もますます増えてい るようです。そして、少し田舎のほうへ足を運べば、ゴルフ、ダイビング、カヌー、 トレッキング、エレファントライディング……。人間が自然に溶け込むエコツアーも、 忙しい毎日を過ごす日本人には、大人気のようです。これだけ数多くの魅力を備え、世界中から多くの観光客や長期滞在者を受け入れて いるタイ。ここには、もうひとつ忘れてはならない大きな魅力があります。それは 「経済成長」です。 ここ最近、日本の個人投資家の間では、中国やインドへの株式投資や投資信託が過 熱化しています。確かに中国・インドといった経済成長著しい国への株式投資には資 産を大きく増やすチャンスがあります。事実、中国やインドは、GDP年率8〜9%成 長というものすごい規模とスピードで経済成長しています。 しかし、われわれ個人投資家は表面的なことばかりに目を奪われてはいけません。 物事には表と裏があるように、裏の部分にも目を向けないと真の姿は見えないのです... (続きを読む)
目次第1章 魅惑の国タイランド第2章 タイ株の基本情報 第3章 TISCO証券香港リミテッドの概略 第4章 TISCO証券香港リミテッドの口座開設 第5章 TISCO証券香港リミテッドの入金と出金 第6章 TISCO証券香港リミテッドのオンライントレード 第7章 わたしたちのタイ株体験談 第8章 タイの企業情報
著者紹介阿部 俊之 Toshiyuki AbeASEAN JAPAN CONSULTING 代表取締役。早稲田大学商学部卒業。大学では日本とタイのFTAを研究する。その後勢い良く海外で働くことを決意して来タイ。英語、タイ語、中国語を駆使しながら富裕層へ高級車を販売する。3年ほど前からタイの経済の発展を信じ、タイ株投資を始める。現在のブログ「アジア株(タイ株)海外投資ロングスティ」はタイ株関連ブログではナンバー1を誇る。 石田 和靖 Kazuyasu Ishida (有)ザ・スリービー 代表取締役。会計事務所に10年間勤務、主に法人税業務と財 務コンサルティング業務を中心に携わる。UAE、パキスタン、ミャンマー、タイ、ベ トナム、インドネシアなど中近東〜東南アジアエリアの外国人経営者の法人を多く担 当。その後、(有)ザ・スリービーを設立。年に十数回、香港・タイ・UAEなど各国 を訪問し、香港やドバイの証券会社にも太いパイプを持つ。世界の投資情報を集約さ せるべく構築された、「海外分散投資に燃える同志が集まるSNS “World Investors” 」を企画・デザイン。著書に『15万円からはじめる本気の海外投資完全マニュアル』 『タイ株投資完全マニュアル 入門編』がある。
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