敗者のゲーム 原著第8版
チャールズ・エリス,
鹿毛雄二,
鹿毛房子
日経BP
四六判 296頁 2022年1月発売
本体 2,000円 税込 2,200円
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世界100万部の超ロングセラー
資産運用の常識を変えた伝説の一冊 !
「市場と投資の本質」を伝える投資哲学の名著として
世界中で読み継がれてきたベストセラーを
最新データに基づき全面リニューアル。
ブルベア大賞 2022特別賞
変動するマーケットに一喜一憂する。じっくり考えて決めた投資計画を無視して、高値で買い安値で売ってしまう。そんな経験をしたことがある方は少なくないでしょう。では、市場動向に左右されることなく、大切な資産を守り、実り豊かな人生を実現するには、どうすればいいのでしょうか? 本書ではその現実的な対応を教えます。
著者のエリス氏は、投資の成功は、値上がり株を見つけることでも、ベンチマーク以上の成績を上げることでもなく、「自ら取り得るリスクの限界の範囲内で、長期的な投資計画や資産配分方針を入念に策定し、市場の動向に左右されず、徹底的にその方針を守り抜く」ことだと言います。
そのための方法として詳しく紹介するのが、「インデックス・ファンド」への投資です。本書では、個人投資家が押さえるべき運用基本方針のポイント、成功する投資信託や確定拠出年金の選び方、投資の基本原則などについても広く解説。プロ・アマ問わず投資に関わる全ての人に広く役に立つ内容になっています。
目次
I 資産運用でまず押さえるべきこと
第1章 運用は「敗者のゲーム」になった
第2章 運用機関の本当の役割
第3章 厳粛なる現実
第4章 それでも市場に勝ちたいなら
第5章 「ミスター・マーケット」と「ミスター・バリュー」
第6章 インデックス・ファンドは投資のドリームチーム
第7章 インデックス投資の強み
II 運用を少し理論的に見てみよう
第8章 リスクと行動経済学
第9章 運用につきまとう矛盾
第10章 「時間」が教える投資の魅力
第11章 収益率の特徴と中身
第12章 リスクが収益を生み出す
第13章 効率的ポートフォリオとは
第14章 運用資産の全体像を見てみよう
第15章 債券投資にひとこと
第16章 なぜ運用基本方針が必要か
第17章 成功する運用基本方針策定のポイント
第18章 運用成果測定の狙いは何か
第19章 市場予測の難しさ
III 人生設計と投資
第20章 私たちが投資する際の課題
第21章 投資信託、どう選ぶ?
第22章 手数料は高い!
第23章 生涯を通じた投資プランを立てよう
第24章 またもや大暴落
第25章 401(k)に加入する際のアドバイス
第26章 人生の終盤で成功するために
第27章 資産家のためのアドバイス
第28章 敗者のゲームに勝つために
第29章 最後にひとこと
付録/訳者あとがき/注
著者紹介
チャールズ・エリス
1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀のMBA、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、1972年グリニッジ・アソシエイツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、投資顧問会社や投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングに腕を振るう。2001年6月代表パートナーを退任。現在、ホワイトヘッド財団理事長。この間、イェール大学財団基金投資委員会委員長、米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任。『キャピタル』『チャールズ・エリスが選ぶ大投資家の名言』『イノベーターは死なず』『ゴールドマン・サックス(上・下)』『投資の大原則』(共著)など多数の著作がある。
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