仕事がら(トレード教室で教えたり、投資用ソフトを開発したり、株の本を書
いたりしています)、株の本はたくさん買いますが、この本は、最近読んだ中で
ダントツに面白かったです。
プロのトレーダーの毎日の戦いぶりが、赤裸々につづられており、相場でメシ
を食っている人間にとっては、とても刺激的であり、また励まされました。
僕は、毎年、石垣島で夏休みを取ります。
エメラルドグリーンの海を見ながら、読書をしたり、ときにはトレードもした
りするのですが(笑)、今年、石垣島に持っていく本を決めるとき、この本を真っ
先にピックアップしました。
飛行機の中で読んでいたのですが、隣の席に座っていた女房いわく、
「なんだか、さかんにうなずいてたわよ」とのこと。
トレードの世界は厳しいですが、大きな夢があります。
しかし、一般には、夢の部分が先行しがちで、地道な努力をしようとしない投
資家が多いようにも思われます。
この本を読めば、自分のトレードに対する認識が、いかに甘いかがわかるので
はないでしょうか。
自家用飛行機で世界を飛び回る投資家の話なども出てきて、ファイトがわいて
きますし、「よし、やったるで!」と、モチベーションが高まります。
ぜひ、ご一読をお勧めします。