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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/28 10:10, 提供元: フィスコ 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が支援材料*10:10JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反発、原油価格の上昇が支援材料【ブラジル】ボベスパ指数 124798.96 +0.02% 27日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比30.25ポイント高(+0.02%)の124798.96で引けた。日中の取引レンジは124,351.92-125,496.66となった。 買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。「トランプ関税」の警戒感が指数の上値を抑えたほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。 【ロシア】MOEX指数 3232.65 -1.32% 27日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.35ポイント安(-1.32%)の3232.65となった。日中の取引レンジは3,190.72-3,261.13となった。 売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。「トランプ関税」の警戒感が引き続き圧迫材料。また、ウクライナ紛争の停戦交渉をめぐり、結果が出ていないことも懸念材料となった。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数 74612.43 +0.01% 27日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比10.31ポイント高(+0.01%)の74612.43、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同2.50ポイント安(-0.01%)の22545.05で取引を終えた。 小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。1-3月期の国内総生産(GDP)などが翌28日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。また、外国人投資家の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。 【中国本土】上海総合指数 3388.06 +0.23% 27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.85ポイント高(+0.23%)の3388.06ポイントと小幅ながら続伸した。年初来高値を更新している。 中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。中国では来週3月5日、各種政策を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕する。景気浮揚のため追加の消費刺激策が打ち出されるとの観測も広がった。もっとも、上値は重い。米関税政策の不透明感を嫌気し、指数は安く推移する場面もあった。 《CS》 記事一覧 |