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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/10/20 11:02,
提供元: フィスコ
恵和 Research Memo(2):光拡散フィルム「オパルス」は世界で高いシェアを占める
*11:02JST 恵和 Research Memo(2):光拡散フィルム「オパルス」は世界で高いシェアを占める
■会社概要
1. 会社概要
恵和<4251>は、液晶ディスプレイに使われる光学シートを手掛けており、ニッチ市場にターゲットを絞り高付加価値製品を提供する。画面を明るく均一にし、美しく見やすくする技術力が高く、主力製品である光拡散フィルム「オパルス」はバックライト(LED)から出る光を均一に拡散し、光のムラのない画面を実現している。透明度を高くするほど異物や傷などが目立ちやすくなるが、高度な設計・生産技術で課題を解決しており、導光板の上に重ねることで、高精細ディスプレイの明るさを強め、画面をよりきれいに見せる効果がある。高画質が求められる小型のスマートフォンや中型のタブレット、ノートパソコンなどを中心に採用されているほか、車載モニターでの需要が高まっており、同製品は世界で高いシェアを占めている。
2. 沿革
同社は1948年に設立され、創業時は日本の戦後復興を支えた繊維業界等に防水紙を供給し、西日本のトップ加工紙メーカーへと成長した。高度成長期には、化学業界・鉄鋼業界の国際的な成長により生じた防湿包装材、防錆包装材、工程材料などの機能製品の供給によって、事業を大きく広げた。この時点で、同社の中核技術である「SLC:Sheeting(製膜)・Laminating(積層)・Coating(塗布)」という3つの特徴ある技術体系を保有する世界で数少ない機能製品のメーカーとなり、その地盤を固めた。転機となったのが1992年である。インターネットの普及と情報化社会が進展するなかにおいて、様々なデジタル機器に用いられる「ディスプレイ」の分野に注力した。光学領域のニーズに対し、イノベイティブなソリューションである拡散フィルム「オパルス」を発明した。これによって、産業用包装資材を中心とする加工紙の会社から、先端機能を有する光学フィルムのメーカーへと転換した。さらに、中核技術であるSLCにUltra Precision(高精度)を付加することで、より高い付加価値を持つ製品の提供を可能にしている。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬 智一)
《HN》
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