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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/06/18 12:32, 提供元: フィスコ 株式会社東陽テクニカ×著名投資家Bコミ氏対談動画文字起こし(2)*12:32JST 株式会社東陽テクニカ×著名投資家Bコミ氏対談動画文字起こし(2)東陽テクニカ<8151> ■東陽テクニカ 高野様 続いて、当社の事業セグメントを説明します。 当社では事業を7つに分類しています。最初は、円グラフの右上にある先進モビリティ事業についてです。自動運転や、ADASと呼ばれる先進運転支援システムといった最先端の自動車開発、あるいは最近大阪・関西万博でも話題となった空飛ぶ車と呼ばれるエアモビリティの開発に関わる試験・計測ソリューションを扱っています。 2番目の脱炭素/エネルギー事業では、全固体電池などの次世代電池や、水素を使った燃料電池などを開発するための評価装置を扱っています。 3番目は、前期に最も売上が大きかった情報通信/情報セキュリティ事業です。こちらは、高速インターネットや5G関連の通信パフォーマンスを測定する機器、サイバーセキュリティ対策となる製品を提供しています。 次に、EMC/大型アンテナ事業です。主に電子機器の電磁波レベルが世界の規制に適合しているかどうかを評価するシステムや、衛星通信、電波望遠鏡などの大型パラボラアンテナなどを扱っています。 これら4つの主要事業セグメントで、売上高の約8割を占めています。 そのほか、防衛装備品や海に関する計測機器を扱う防衛/海洋事業、ゲームソフトの開発現場で活用されるソフトウェアを扱うソフトウェア開発支援事業があります。最後に、その他に含まれる事業として、ライフサイエンス分野や分析機器などがあります。さらに、昨年より新しく量子コンピューター関連の事業も立ち上げました。 ●Bコミ 各事業セグメントについてご説明いただきましたが、先進モビリティ事業からEMC/大型アンテナ事業にいたるまで、非常に需要が高いと感じながら伺っていました。 最近の売上高の変化や動向はどのような状況でしょうか。どの分野が伸びているのかなどを少しお聞かせいただけると、皆様もイメージが湧きやすいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ■東陽テクニカ 高野様 やはり技術分野の変化は、最近特にスピードが速くなっていると感じています。そのため、当社の主力事業も以前は20年ほどの単位で変わっていましたが、最近は10年ほどの単位で変化している状況です。 例えば2000年頃は、ちょうどインターネットの黎明期でした。インターネット内で情報をやり取りするプロトコルを解析する装置などが非常に好調で、当時は情報通信関連の事業が売上の半分近くを占める時期もありました。しかし、4Gまでは日本が世界をリードしていたものの、5Gになってからは海外勢の台頭などにより、国内市場の存在感が少し薄れてきています。 代わりに、最近では脱炭素という潮流もあり、エネルギー関連の事業が伸びている状況です。また、自動車関係についても先進モビリティの分野において、世界的に強みを持つ国内の自動車メーカーによる設備投資がかなり活発に行われています。 ●Bコミ ありがとうございます。市場の伸びている分野や、必要とされている分野へ非常に注力されていることが分かりました。 こうした分野の開拓には、流行する前にいち早く見極める「目利き力」が必要になると思います。流行が始まってから着手したのでは間に合わない部分もあるかと思いますが、御社が技術商社として世界中の多くのメーカーと付き合ってきた中で、優れたアンテナが立っているという背景もあるのでしょうか。そのあたりについて、お伺いできますでしょうか。 ■東陽テクニカ 高野様 おっしゃる通りです。先ほども述べましたが、まず世界150社以上の計測機器メーカーと長年付き合っていますので、新しい技術や測定手法といった情報がいち早く当社に入ってくることが1つあります。 また、営業職であっても理工系の大学・大学院卒の社員を採用している点も強みです。これにより、お客様が抱えている技術的な課題や悩みを正確に把握できます。このように、市場の情報をいち早く取得できる体制が強みとなっています。 ●Bコミ ありがとうございます。非常によく分かりました。 続いて、事業環境に関するお話をお願いいたします。 ■東陽テクニカ 高野様 当社が幅広い分野で事業を展開していることはお分かりいただけたと思いますが、高市内閣発足後、政府が立ち上げた日本成長戦略本部において、重点的に日本が投資する17の戦略分野が発表されています。当社は、フードテックを除くすべての分野で事業や製品を展開しています。 今後、これらの分野では政府の支援によって、研究開発や設備投資が活発になることが期待されています。そのため、当社事業にとっても大きな追い風になると考えています。当社としては、先ほど説明したように幅広い技術分野でネットワークを広げています。常に時代の先端技術をビジネス化することができており、それが当社の大きな強みだと言えます。 続いて、当社の業績推移について説明します。 こちらのグラフは、売上高と営業利益の過去11年間の実績と今後の見込みです。コロナ禍以前は、概ね一定の業績で推移してきました。過去の経営方針は、どちらかといえば保守的な経営をしてきたというのが正直なところです。 しかし、私が2020年末に社長に就任してからは積極的に成長戦略を進めており、既存事業のオーガニックな成長だけでなく、新しい事業への挑戦や国内外のM&Aを進めています。現在は5社のM&Aを成功させました。こうした取り組みにより、売上高、利益ともに大きく成長させています。 現在は2027年9月期を最終年度とする中期経営計画を推進しています。2年目となる今期は、売上高が過去最高となる390億円を見込んでいます。最終年度となる来期は、15%成長の450億円を目指しています。 2024年度の前中計で掲げた目標はほぼ達成しました。2027年度の現計画においても達成に自信を持っていますし、その後もさらに積極的な事業拡大を行っていきたいと考えています。 事業が成長している証として、受注状況についても説明します。 今後の業績に大きく関わってくる受注高と受注残高を年度ごとにグラフで示したものです。受注高は棒グラフで左軸、受注残高は折れ線グラフで右軸になります。 中長期トレンドでは、ご覧の通り順調に右肩上がりで伸びています。前期においては、受注高、受注残高ともに過去最高額となりました。この受注残が、今後の収益につながっていく証です。 株式会社東陽テクニカ×著名投資家Bコミ氏対談動画文字起こし(3)に続く 《MY》 記事一覧 |