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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/06/17 14:07, 提供元: フィスコ トレンダーズ Research Memo(7):2事業の連携でリテールマーケティングのビジネスモデルを推進(1)*14:07JST トレンダーズ Research Memo(7):2事業の連携でリテールマーケティングのビジネスモデルを推進(1)■トレンダーズ<6069>の今後の見通し 1. 2027年3月期の業績見通し 2027年3月期の業績は、売上高9,500百万円(前期比14.8%増)、営業利益900百万円(同23.8%増)、経常利益810百万円(同11.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益450百万円(同107.6%増)と、大幅な増収増益を見込んでいる。マーケティング事業のさらなる成長に加え、好調なECコンサルティング事業が通期で寄与することから、売上・利益ともに前期比で高い伸びを見込む。ただし、2026年3月期の業績予想未達を踏まえ、2027年3月期の予想はかなり保守的に見積もったようだ。世界情勢を背景とした顧客企業のマーケティング施策の弱含みの可能性などを織り込み、マーケティング、ECコンサルティングの各事業で不確実性の高い案件を見込みから排除し、さらに事業ごとにダウンサイドリスク調整を設定して予想値を算出した。弊社では、各事業の成長可能性や予想作成の慎重さから、業績の上振れ余地は高いと見ている。 マーケティング事業では、売上高8,437百万円(同9.7%増)、売上総利益4,207百万円(同9.7%増)の予想から、ダウンサイドリスク調整として売上高520百万円、売上総利益207百万円を差し引き、予想値を売上高7,917百万円(同3.0%増)、売上総利益4,000百万円(同4.3%増)とした。マーケティング領域においてはインフルエンサーマーケティングでの2026年3月期実績を踏まえた販売価格見直しや、Mimi Beautyでのサービス設計見直し策を実施しており、2027年3月期の復調を図る。またインフルエンサーマーケティングではしるしとの協業によるSNS〜ECサイト連携ソリューションの開発と提供を進める。同社のSNSマーケティング支援により認知拡大した商品を、しるしがECサイトでの購買につなげるという連携が、顧客企業への提供価値向上や取引関係強化につながり、さらにグループ内で完結することで業績拡大効果が生まれるだろう。また、美容カテゴリ以外のヘアケアやオーラルケア用品などをマーケティング対象として取り込む活動を進める。メディカル領域では再生医療に特化して早期の収益化を目指す。ほかにも新規領域として海外拡販を進める計画で、実際、同社の顧客企業から米国、ヨーロッパ、及び韓国を含むアジア地域でのマーケティング支援を求める声が高まっており、米国子会社や、資本業務提携先のアイスタイルが有する韓国子会社のネットワークを活用するなど、海外事業の本格化に向け2027年3月期に足掛かりを作る予定である。 ECコンサルティング事業では、売上高1,560百万円(同241.4%増)、売上総利益1,130百万円(同240.6%増)の計画から、ダウンサイドリスク調整として売上高90百万円、売上総利益45百万円を差し引き、売上高1,470百万円(同221.7%増)、売上総利益1,085百万円(同227.1%増)を予想値とした。しるしが日本初の「Amazonプラチナム・パートナー・エージェンシー」を獲得したという実力と知名度を有することもあり、ECモールでの売上増をねらう企業などからの引き合いが後を絶たない状況のようだ。BPO事業を手掛けるLiBとの資本業務提携では、ECコンサルティング事業運営において、しるしも合わせて3社間で業務分担してタッグを組み、顧客企業からの引き合いを確実に受注につなげる体制を作る方針で、これにより業績拡大を推進する。 なお、インベストメント事業は売上高113百万円(前期比13.9%減)を見込んでいる。営業投資有価証券の保有額減少に伴う減収減益の予想である。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬 智一) 《HN》 記事一覧 |