|
|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/06/17 13:02,
提供元: フィスコ
富士紡HD Research Memo(2):研磨材事業と化学工業品事業を成長領域とし、4本柱で事業展開
*13:02JST 富士紡HD Research Memo(2):研磨材事業と化学工業品事業を成長領域とし、4本柱で事業展開
■富士紡ホールディングス<3104>の会社概要
1. 会社沿革
(1) 創業から成長期:繊維・紡績業の発展と多角化時代
1896年に富士紡績(株)として設立、本年で130周年を迎える老舗企業である。富士山の豊富な水を動力源に紡績業をスタートし、静岡県小山町で紡績工場が操業を開始した。戦前・戦後と次々と紡績工場を操業させ、繊維・紡績事業を拡大していった。1939年には、現在の化学工業品事業の拠点である柳井化学工業(株)を設立し、化学分野へ進出した。また、1976年には、米国B.V.D.とライセンス契約を締結し生活衣料事業の礎が形成され、現在のプレゼンスあるビジネスに発展した。
(2) 苦境期:10期連続無配
繊維・紡績産業は1970年代から1990年代に起きたオイルショック、バブル経済の崩壊、日米貿易摩擦などで国際競争力を大きく失い、国内生産は空洞化し、国内の繊維・紡績産業は斜陽の一途をたどった。同社の繊維・紡績事業も国内工場を次々と閉鎖し、中国やタイへシフトしていった。不採算品や高コスト体質で経営は苦しく、1998年3月期から10期連続無配状態が続き、経営危機に直面することとなった※。
※ 2008年3月期に復配(2年配当)。
(3) 転換期:事業構造改革
経営危機が続くなか、2006年より本格的に事業構造改革を断行した。繊維事業の構造改革と非繊維分野での成長事業(研磨材、化学工業品)の育成を同時に行い、短期間での事業の入れ替えに成功すると、結果的に持続成長・高収益体質の事業ポートフォリオを再構築した。また、原点とも言える「変身06-10」を打ち出し、長期戦略に基づき「突破11-13」「邁進14-16」「加速17-20」「増強21-25」と矢継ぎ早に実行してきた。
非繊維分野への成長事業で高収益体質企業へ
2. 事業概要
(1) 事業構造改革
2006年から始まった「事業構造改革」では、繊維事業比率を下げ、非繊維分野(研磨材、化学工業品など)を拡大してきた。繊維事業の売上高比率は19年前(2006年)には5割以上あったが、リーマンショックが起きた2008年には繊維事業分野と非繊維事業分野の売上高が逆転し、2023年では繊維事業比率は2割を切るに至った。事業構造の変革が進むなか、国内で糸を紡ぐ(紡績)工場はすべて閉鎖し、タイ工場へシフトした。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水 啓司)
《HN》
記事一覧
2026/06/17 14:58:ウインテスト---大幅反発、液体レンズの受注公表を材料視
2026/06/17 14:52:東京為替:ドル・円は安値もみ合い、原油安継続
2026/06/17 14:52:日経平均は609円高、訪日外国人客数や米FOMCの結果発表などに関心
2026/06/17 14:47:マクセル Research Memo(7):2027年3月期は前期比6.0円増の1株当たり56.0円の配当を予定
2026/06/17 14:46:マクセル Research Memo(6):中期経営計画MEX26の定量目標は未達も、事業戦略は順調(2)
2026/06/17 14:45:マクセル Research Memo(5):中期経営計画MEX26の定量目標は未達も、事業戦略は順調(1)
2026/06/17 14:44:マクセル Research Memo(4):一次電池の貢献などにより2ケタ増収・営業増益を見込む
2026/06/17 14:43:アセンテック---シュナイダーエレクトリックのデータセンターソリューション販売開始
2026/06/17 14:43:マクセル Research Memo(3):2026年3月期は半導体の販売回復遅れなどにより減収・営業減益
2026/06/17 14:42:マクセル Research Memo(2):高信頼の小型電池などを製造販売する電気機器メーカー
2026/06/17 14:41:マクセル Research Memo(1):2026年3月期は営業減益も事業戦略は順調。2027年3月期は増収増益見込む
2026/06/17 14:40:出来高変化率ランキング(14時台)〜タムロン、ウインテストなどがランクイン
2026/06/17 14:17:日経平均VIは上昇、イベント控え警戒感継続
2026/06/17 14:09:トレンダーズ Research Memo(9):2027年3月期の配当は前期比1.0円増額の年36.0円を計画
2026/06/17 14:08:トレンダーズ Research Memo(8):2事業の連携でリテールマーケティングのビジネスモデルを推進(2)
2026/06/17 14:07:トレンダーズ Research Memo(7):2事業の連携でリテールマーケティングのビジネスモデルを推進(1)
2026/06/17 14:06:東京為替:ドル・円は小安い、原油相場にらみ
2026/06/17 14:06:トレンダーズ Research Memo(6):SNSマーケティング市場規模拡大、化粧品業界のデジタル・SNSシフト加速
2026/06/17 14:05:トレンダーズ Research Memo(5):2026年3月期は増収減益。マーケティング事業が伸び悩む(2)
2026/06/17 14:04:トレンダーズ Research Memo(4):2026年3月期は増収減益。マーケティング事業が伸び悩む(1)
|