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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/06/08 15:45, 提供元: フィスコ ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)*15:45JST ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)ホリイフードサービス<3077> ■ホリイフードサービス 高鍬様 ご質問ありがとうございます。 ここからの具体的な数値については、あくまで私個人の見解・展望という前提でお聞きいただけますと幸いです。 前提として、既存の居酒屋業態の改善だけで利益率を飛躍的に向上させることには、業界の構造上、一定の限界があると考えております。しかしながら、現在展開しているインバウンド向けの業態は非常に高い利益率を誇っており、足元の業績も大変好調です。 先ほどDAIBOUCHOUさんからもご指摘いただいた通り、現在京都店で進めている「空中階での出店モデル」が完全に確立できれば、物件の選択肢が広がり、出店スピードを大幅に加速させることができます。ターゲットとなるエリアの需給バランスを確実に見極めながら出店を重ねていくことで、売上と利益を同時に大きく伸ばしていくことが可能です。 これらの一連の施策がしっかりと噛み合っていけば、一般的な飲食店ではなかなか見られないような高い利益率を出すことは、実は十分に可能ではないかと考えております。私どもの中では、一つの目安となる水準として「20%」という数字を掲げております。 その背景にはきちんとした理屈があり、今回のAIやDXを既存事業へしっかりと定着させ、接客を徹底すること、また、アプリ会員の獲得や意味のある質の高い口コミを増やしていくこと、さらにロス対策を行うこと、そして伸びしろのあるインバウンドを確実に取り込んで利益率を押し上げていくこと、これらを掛け合わせることで実現できると考えております。 「利益率20%」という数字はそれほど難しいことなのかというと、私の感覚では決してそうは思っておりません。そこには明確なロジックが存在するため、現在取り組んでいることをきちんと形にしていければ、達成できる可能性は非常に高いというのが、私個人の手応えとしての感想でございます。 ●DAIBOUCHOU なるほど。空中階での出店であれば、路面店に比べて家賃コストも大幅に抑えられますし、何より「エンペラーステーキ」は客単価が非常に高いため、それだけで高い利益率が担保しやすいという構造的な強みもあるわけですね。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 はい、まさにおっしゃる通りでございます。 ●DAIBOUCHOU 投資家の視点から見ても、今後このインバウンド向けの高単価・高収益業態の店舗数が増加していくことで、御社全体の利益率が大きく押し上げられるだろうという成長シナリオに、大いに期待が持てます。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りでございます。それに加えまして、不採算(赤字)店舗の縮小・解消が進むこと、さらにはAIやDXの実装が一段と深まり、好意的なクチコミの獲得率が継続して向上していくこと。これらの一連の成果が可視化されてくれば、既存店全体の利益率も着実にボトムアップしていくという点を、投資家の皆様にもより深くご理解いただけるものと考えております。 ●DAIBOUCHOU なるほど。新業態の成長だけでなく、既存店の収益性向上も同時に寄与して全体の成長を支えるということですね。よく分かりました。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りでございます。 ●DAIBOUCHOU 次に、M&A戦略についてお伺いします。直近では、東北を拠点とする「炭火焼肉 セイコーポレーション」や、大阪で持ち帰り寿司を展開する「鮨桝株式会社」といった企業を買収されました。対象企業の地域や業態は多種多様ですが、それぞれの買収理由や、今後期待されるシナジー効果についてお聞かせいただけますでしょうか。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 まず、セイコーポレーション様に関してですが、同社は仙台エリアにおいて非常に強い地盤を持つ会社です。当社(ホリイフードサービス)も仙台エリアに店舗を展開しておりますので、今回の統合により、まずは「物流コストの大幅な抑制」という直接的なシナジーが生まれます。 また、同社は当社が保有していなかった新しい業態を展開されています。先ほど申し上げた「地域特性に合わせた業態変更戦略」において、そのエリアの需給に合致した強い業態を新たに「武器」として組み込めることは、ポートフォリオの拡充という面でも非常に大きなメリットがあると判断し、M&Aへと至りました。 次に、鮨桝食品様に関する理由は大きく3点ございます。 1点目は、当社の店舗基盤が手薄であった「関西エリア(西日本エリア)」の獲得です。このエリアへの足がかりを得ることで、今後の展開において大きなシナジーを生み出せると考えております。 2点目は、「中食(なかしょく)需要」の取り込みです。これまでの当社は外食事業が中心でしたが、テイクアウト主体の同社を傘下に迎えることで、新たに中食という事業ポートフォリオを構築できます。これは当社にとって大きな転換点です。 さらに、マクロ環境における政治・経済の動向も意識しております。各政党が消費税に関する様々な政策を打ち出す中、仮に今後、生活支援を目的とした税制見直しや減税措置などが実施される場合、外食に比べて「中食」や「内食」がその対象(軽減税率などの優遇措置)になりやすいという側面があります。そうした変化が起きた際にも、鮨桝食品様の事業は非常に強い耐性や優位性を発揮できると考えております。 3点目は、同社が「非常に強固なコアファン層」を保有していることです。それにより、業績はきわめて安定的に推移しています。同社が築いてきた伝統やファン層を大切に守りつつ、そこに当社の強みである「DX・AIのノウハウ」や「デジタルマーケティング」を掛け合わせることで、既存のファンを維持しながら新たな顧客層を開拓していく。これこそが、今回のアライアンスで創出できる非常に大きなシナジーであると確信しております。 ●DAIBOUCHOU なるほど、よく分かりました。つまり、今後の政策動向等によって消費税の免税や減税が実施された場合、外食よりも中食である「持ち帰り寿司」の方がその恩恵を受けやすく、より商品を販売しやすくなる(需要が拡大する)という戦略的な狙いがあるわけですね。 ■ホリイフードサービス 高鍬様 おっしゃる通りでございます。そうした局面において、非常に大きな需要の伸びが期待できると考えており、まさにその対象として最適な企業であると捉えて買収を決定いたしました。 ●DAIBOUCHOU よく分かりました。ありがとうございます。 次に、中期的な株主価値の向上についてお伺いします。将来的な目標として、EPS(1株当たり利益)100円〜150円、PER(株価収益率)20倍〜30倍の市場評価を獲得し、「株価2,000円〜4,500円(※音声より補正)」を目標として掲げられています。この目標に対する「達成への自信度」や「具体的な達成時期」の目途について教えていただけますでしょうか。 ホリイフードサービス株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)に続く 《MY》 記事一覧 |