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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/06/08 11:01, 提供元: フィスコ SIGG Research Memo(1):2027年3月期は増収増益で連続過去最高予想、配当は4期連続増配予想*11:01JST SIGG Research Memo(1):2027年3月期は増収増益で連続過去最高予想、配当は4期連続増配予想■要約 SIGグループ<4386>は「社会を変革するITイノベータ」を目指す独立系システムインテグレーターである。長期ビジョンの「ありたい姿」として、AIも積極活用して企業のDXを支援し、「企業の外部CIO※として成長に貢献」するITトータルソリューションカンパニーを掲げている。 ※ CIOはChief information Officerの略で、企業の情報システム責任者。 1. システム開発事業とインフラ・セキュリティサービス事業を展開 同社はシステム開発事業(システム企画提案・開発・構築・運用までの総合的なサービスを提供)と、インフラ・セキュリティサービス事業(ITインフラソリューションとセキュリティサービスを一元的に提供)を展開し、M&Aも積極活用して業容を拡大している。売上高構成比はおおむねシステム開発事業が7割、インフラ・セキュリティサービス事業が3割で推移している。同社の顧客は大手企業が中心で、システム開発では地方自治体や電力会社などへの基幹システム系の導入実績が多数あり、創業以来30年以上の積み重ねで多様な導入ノウハウを蓄積している。 2. 2026年3月期は増収増益で過去最高、計画比でも上振れ 2026年3月期の連結業績は売上高が前期比24.0%増の10,877百万円、営業利益が同28.7%増の751百万円、経常利益が同18.9%増の777百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.4%増の482百万円となった。増収増益で過去最高となった。計画(2025年5月13日付の期初公表値)に対しても上振れて着地した。売上面はM&A効果に加え、公共・電力・金融分野を中心に既存顧客案件が順調に推移した。さらにインフラ・セキュリティ領域における一次請け案件の拡大や単価改善なども寄与して大幅増収となった。事業別売上高はシステム開発事業が同30.9%増の7,796百万円、インフラ・セキュリティサービス事業が同9.6%増の3,081百万円となった。利益面はのれん償却費や人件費などが増加したが、増収効果で吸収した。この結果、営業利益率は同0.2ポイント上昇して6.9%となった。 3. 2027年3月期も増収増益で連続過去最高予想 2027年3月期の連結業績予想は売上高が前期比10.3%増の12,000百万円、営業利益が同6.5%増の800百万円、経常利益が同3.6%増の804百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.8%増の505百万円としている。増収増益で連続過去最高更新の見込みだ。事業別売上高の計画はシステム開発事業が同10.3%増の8,680百万円、インフラ・セキュリティサービス事業が同7.2%増の3,320百万円としている。長期ビジョン第2フェーズの最終年度として、既存事業の拡大と成長領域への投資を両立し、売上成長と収益性向上の実現を目指す。そして最終年度目標値(2027年3月期売上高12,000百万円、営業利益720百万)を達成する見込みだ。事業環境は良好であり、グループ間及び事業拠点間の連携強化などの効果も踏まえると、2027年3月期も好業績が期待できるだろうと弊社では考えている。 4. 成長戦略第2フェーズの目標値を達成見込み、株主還元も強化 同社は長期ビジョン達成に向けたロードマップとして、2024年3月期までを「独自のグループ体制」を構築する第1フェーズ、2027年3月期までを「グループシナジーの創出による企業価値の向上」を図る第2フェーズ、2030年3月期までを「企業の外部CIOとしての機能進化」を目指す第3フェーズと位置付けている。第2フェーズの進捗状況として、2027年3月期の連結業績予想は第2フェーズの最終年度目標値を達成する見込みとなっている。株主への利益還元についてはDOE(株主資本配当率)6%を目安に、2027年3月期は4期連続増配予想としている。さらに株主優待制度を導入するなど株主還元を強化している。 ■Key Points ・独立系のシステムインテグレーターで、幅広い業種・業態へのソリューション提供力に強み ・2026年3月期は増収増益で過去最高、計画比でも上振れ ・2027年3月期も増収増益で連続過去最高予想 ・成長戦略第2フェーズの目標値を達成見込み、株主還元も強化 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《HN》 記事一覧 |