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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/06/11 04:52, 提供元: フィスコ 学情---2Q増収、「Re就活」の売上高は2ケタ増*04:52JST 学情---2Q増収、「Re就活」の売上高は2ケタ増学情 <2301>は9日、2025年10月期第2四半期(24年11月-25年4月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.4%増の43.63億円、営業利益が同24.3%減の4.65億円、経常利益が同27.4%減の6.42億円、中間純利益が同30.5%減の4.61億円となった。 当中間会計期間における就職情報事業全体の売上高は前年同期比9.9%増の42.79億円となった。キャリア採用(経験者採用)市場では、幅広い業界で若手人材採用ニーズが高止まりしており、また、新卒採用の早期化・難化に伴う戦略的なキャリア採用・第二新卒採用ニーズを取り込んだ。若手求職者からも支持を得ており、2025年4月の「Re就活」の新規登録会員数は過去最高を記録した。「Re就活」を介した応募数は当中間会計期間では前年同期比20.9%増となり好調に推移した。その結果、「Re就活」の売上高は同25.9%増の11.61億円となった。また、基幹Webメディア「Re就活」の登録者数・応募者数の増加は、合同企業セミナー「転職博」や、エージェントサービス「Re就活エージェント」、30代向け転職サービス「Re就活30」に波及していくと見込んでいる。「Re就活エージェント」の当中間会計期間に関しては、紹介単価が伸びたことにより、売上高は同16.8%増の3.73億円となった。新卒採用市場では、早期化が進んでおり、また早期化に伴い企業は採用方法の見直しや再構築が必要となり難易度が高まっている。そして企業のインターンシップ、オープン・カンパニー広報活動の山場は大学3年時の夏休み前の活動となっている。そのような中、同社では2025年3月1日に、「あさがくナビインターンシップ&キャリア」を「Re就活キャンパス」にブランドリニューアルした。今回のリニューアルではブランド戦略と同時に、全学年を対象にした通年採用型のサービスへのリニューアルも行っており、「学年」ではなく「就職活動準備の進捗度」に応じた情報を届け、新卒採用の早期化・難化による影響に対応していくとしている。当中間会計期間の「Re就活キャンパス(旧あさがくナビ)」の売上高は同9.6%増の7.05億円となった。「イベント(転職博・就職博など)」に関しては、新卒採用広報のニーズ早期化に対応する準備を行ってきた結果、2025年4月には新3年生向けの合同企業セミナー「Career Design Forum」を全国主要5都市で開催し、12,805人の来場があった。特に東京会場では前年比44.9%増の来場となるなど、企業と求職者双方にとって価値あるマッチングを生み出すことにより売上増加となり、当中間会計期間の売上高は同5.2%増の13.51億円となった。 2025年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比14.6%増の123.00億円、営業利益が同12.9%増の30.00億円、経常利益が同4.8%増の32.00億円、当期純利益が同3.1%増の23.00億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》 記事一覧 |