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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/03 12:07, 提供元: フィスコ サイバリンクス Research Memo(7):中期経営計画の数値目標達成はほぼ確実*12:07JST サイバリンクス Research Memo(7):中期経営計画の数値目標達成はほぼ確実■中期経営計画 サイバーリンクス<3683>は2021年12月期を初年度、2025年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表したが、成長スピードの加速により2期目となる2022年12月期に売上高目標を2期前倒しで達成、経常利益は計画を上回るペースで成長するなどおおむね順調に進捗した。一方で、外部環境やM&Aなどによる内部環境の変化も起きていたことなどを踏まえて、中期経営計画を見直した。基本方針及び重点戦略に変更はないものの、好調な業績を受けて2023年2月に数値目標を上方修正した。 この計画(修正後)の概要は下記のようであるが、現時点での2025年12月期の予想が前述のようであることから、この計画値の達成はほぼ確実と言える。会社もこの点を認識しており「現在、新しい中期経営計画を策定中であり、2026年2月頃に発表する予定だ」と述べている。東新社長の下で、どのような計画が発表されるか、大いに注目する必要がありそうだ。 (1) 基本方針と重点戦略 基本方針は『「トランスフォーメーション2025」〜業界、顧客企業とともに、DXで生産性向上〜』を掲げている。また、各事業における重点戦略としては、流通クラウド事業では「企業間連携プラットフォームの立上げにより業界DXを実現」させること、官公庁クラウド事業では「大きく進展するデジタル化を、地方自治体の立場に立ってサポート」すること、トラスト事業では「マイナンバーカードベースのサービスを中核に『人、物、コト』全方位に展開」すること、モバイルネットワーク事業では「激変する競争環境で、地域シェアの確立とリアル店舗の価値拡大」を目指す。 (2) 数値目標 数値目標としては、最終年度の2025年12月期に売上高170億円(2020年12月期比33.8%増)、経常利益16.8億円(同77.0%増)、経常利益率9.8%(同2.4ポイント上昇)、定常収入95億円(同49.3%増)、同比率56.1%(同5.8ポイント上昇)、ROE13%以上としている。 ■株主還元策 継続的かつ安定的な配当が基本方針、上場以来累進配当を継続。2025年12月期は年間30.0円へ増配 同社は株主還元策として継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針とし、事業成長に向けた投資を積極的かつタイムリーに行うために必要な内部留保を確保しつつ、中期経営計画の進捗による業績向上や収益性の向上(キャッシュ・フローの改善)に合わせて、配当性向及び1株当たり配当額の引き上げを行うとしている。 これらの方針に基づき、2023年12月期は年間13.0円配当を行い、2024年12月期も同17.0円へ増配した。さらに進行中の2025年12月期も最高益を更新する見込みであることから、年間配当30.0円(配当性向29.2%)を予定している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《HN》 記事一覧 |