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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/02 11:06, 提供元: フィスコ アルプス技研 Research Memo(6):サービス付き高齢者向け住宅事業や新領域(航空宇宙)などで成果を上げる*11:06JST アルプス技研 Research Memo(6):サービス付き高齢者向け住宅事業や新領域(航空宇宙)などで成果を上げる■主な活動実績 1. 採用及び教育実績 アルプス技研<4641>の成長のドライバーとなる人材の採用については、2024年新卒採用者(同社単体)として217名(2023年は289名)を確保するとともに、質を重視したキャリア人材についても100名程度を採用したことで期末の技術社員数(単体)は4,564名(前期末比48名増)に増加した。2025年新卒採用者についても約300名が入社予定であり、厳しい採用環境(売り手市場)が続くなかで存在感を示している。また、外国籍人材については、グローバルエンジニア約40名(同社単体)及びアグリ人材約60名(アルプスアグリキャリア)を受け入れた。 一方、教育については1,093の研修講座数を用意し、各拠点にて2,441回の勉強会を実施した。テーマは、資格取得やキャリア開発、リーダー育成のほか、最近では先端技術を担う技術者育成にも注力している。独自のESS(エンジニアサポートシステム)の活用と合わせ、社員のスキル及びモチベーションの向上、キャリア形成を支援し、契約単価の向上にもつなげることができた。 2. 新規事業等の進捗 (1) 農業関連事業 アルプスアグリキャリアについては、国内における農業人材不足は顕著であり、外国籍人材の受け入れとともに体制を整え、成長軌道へと乗せていく考えだ。特にアグリテック※1から就農(派遣)まで幅広い人材サービスを提供することにより課題解決を図る方向性を描いている。2024年4月に北海道音更町の木野農業協同組合と包括連携協定※2を調印すると、11月には本協定に基づき「アルプス技研ファームとかち」を開所し、温泉熱やバイオマスバーナーを使用した農業ハウスにてサステナブルなミニトマトの栽培を開始した。今後は産地と消費者をつなぐ流通網を構築していく考えだ。また、DONKEYの開発した運搬用ロボットの導入も検討している。 ※1 省力化・省人化・生産性向上に貢献すること(例:土壌改良、飼料の分析・配合等)。 ※2 農作物の販路拡大のほか、農作業の効率化及び農業人材の活用などが含まれている。 (2) 介護関連事業 介護関連事業サービスを行うアルプスケアハートについては、まずは国内人材の活用による訪問介護サービスを相模原市から開始し、神奈川県、首都圏、そして全国へと事業所を拡充する計画だ。2024年に入ってからは、武蔵新城、八王子、永山、相模湖、鶴川に開設し、拠点数は13拠点となった。また、2024年1月にサービス付き高齢者向け住宅「たんぽぽ四季の森」を連結化したほか、2024年5月にはアルプスケアハートが運営する未来型賃貸住宅「ふれあいの杜 さがみ湖」※がオープンし、訪問介護サービスに加え、新たな方向性(シニア向け住宅の運営)を示すことができた。 ※ 土地・建物は借り受けとなり、アルプスケアハートは運営及び介護サービスの提供を行う。 (3) ものづくり事業(航空宇宙分野) 「ものづくり事業」の中核を担う子会社デジタル・スパイスについては、新領域の航空宇宙分野における受注が大きく伸びており、売上高は約2倍に拡大した。また、2024年1月に日本初の月面着陸を達成した無人探査機「SLIM(スリム)」のプロジェクトにおける貢献(分光カメラ制作等)が評価され、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から感謝状を受け取った。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《HN》 記事一覧 |