|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/02/06 13:18,
提供元: フィスコ
プロパスト Research Memo(8):2025年5月期は減益ながら前期並み配当を実施し、株主還元にも配慮
*13:18JST プロパスト Research Memo(8):2025年5月期は減益ながら前期並み配当を実施し、株主還元にも配慮
■株主還元策
プロパスト<3236>では、業績悪化に伴い2009年5月期以降は無配を続けてきたが、業績が回復したことにより、2017年5月期から1株当たり2.0円の配当を実施してきた。財務体質の強化を優先し自己資本比率30%超を目指す一方で、配当性向10%を目安に安定配当の継続に注力する。
2020年11月には第三者割当増資の実施により財務体質強化を図り、その後の利益蓄積によって2024年5月期末の自己資本比率は32.5%に上昇し、初めて30%超の目標を達成するとともに、純資産も100億円に達した。今後も自己資本比率30%超の維持により、強固な財務体質の維持を目指す。財務内容が改善したことで、2024年5月期には1株当たり4.0円への増配を実施した。2025年5月期は減益を予想するが、前期と同額の1株当たり4.0円の配当を維持する計画である。その結果、配当性向は前期の7.5%から12.3%に上昇する見込みだ。配当性向の引き上げにより株主還元の充実にも配慮する経営姿勢は評価できる。
加えて、同社では経営環境の変化に対応し、機動的な資本政策の遂行を可能とする目的で、定期的に自己株式の取得を行っている。2025年5月期も2024年11月には200,000株の自己株式を取得しており、今後も継続する考えである。
また、同社は2024年8月開催の株主総会での承認を経て、監査等委員会設置会社へ移行している。これは、コーポレート・ガバナンスの強化と意思決定の迅速化を目的とするものだ。経営者、株主、従業員、取引先など、ステークホルダーの期待により的確に応えるための体制構築を目指す動きとして評価できよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
《HN》
記事一覧
2025/02/06 15:10:東京為替:ドル・円はじり高、ユーロ・ドルは安値圏
2025/02/06 15:00:三洋化成工業---3Qは2ケタ増益、プラスチック・繊維産業関連分野は売上・利益ともに順調に推移
2025/02/06 14:58:Sharing Innovations---エンジニアセンターを恵比寿に開業、働きやすい環境を整備
2025/02/06 14:54:出来高変化率ランキング(14時台)〜リプロセル、冶金工などがランクイン
2025/02/06 14:52:スパークス・グループ---宇宙フロンティア2号ファンド、アークエッジ・スペースに投資を実行
2025/02/06 14:51:日経平均は210円高、引き続き主要企業の決算に関心
2025/02/06 14:49:マイクロアド---SMSを活用したフォーム離脱改善ツール「conel for Revival」の提供を開始
2025/02/06 14:42:東京為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見
2025/02/06 14:35:クリアル---2025年1月度主要KPI発表
2025/02/06 14:33:AZ-COM丸和ホールディングス---3Q増収、物流事業の売上高が順調に推移
2025/02/06 14:31:ミロク情報サービス---3Qも増収増益、各種ERP製品の販売が好調に推移
2025/02/06 14:29:ジェイリース---3Qも2ケタ増収増益、保証関連事業は売上高・利益ともに順調に増加
2025/02/06 14:27:芙蓉総合リース---株式分割および定款の一部変更、株主優待品贈呈基準の変更
2025/02/06 14:22:ミガロHD---ストップ高、DX推進事業の成長継続など評価へ
2025/02/06 14:20:冶金工---大幅続伸、100周年記念配当の実施を発表で
2025/02/06 14:08:GMOPG---75日線を突破し200日線を捉える
2025/02/06 14:08:出来高変化率ランキング(13時台)〜内海造、カンロなどがランクイン
2025/02/06 14:06:日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
2025/02/06 14:00:東京為替:ドル・円は底堅い、小幅に戻す
2025/02/06 13:52:日経平均は188円高、ダウ平均底堅く東京市場の株価下支え要因に
|