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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/12/13 15:40, 提供元: フィスコ 新興市場見通し:個別材料株やIPO銘柄に資金が集中しやすい*15:40JST 新興市場見通し:個別材料株やIPO銘柄に資金が集中しやすい■弱い基調が継続 今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が+0.68%だったのに対して、グロース市場指数は−1.23%、グロース市場250指数は−1.43%。米国株高を受けて週末は上昇したが、弱い基調を継続し、11日には両指数いずれも年初来安値を更新している。一方、時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで+0.78%だった。 時価総額上位銘柄では、トライアルホールディングス<141A>の週間上昇率が10%を超えた。11月の月次売上高速報で、「トライアル」の既存店売上高が前年同月比5.5%増と、2カ月連続で前年同月を上回ったことが好感された。Synspective<290A>は同8%超の上昇。GMOサイバーセキュリティbyイエラエと「衛星サイバーセキュリティ」に関する共同研究を開始するとの発表が材料視された。一方、タイミー<215A>の下落率が8%を超えた。26年10月期の連結純利益が前期比微減を計画していることが重荷になったようだ。 その他、PostPrime<198A>が週間で100%の上昇。主力のプラットフォーム「PostPrime」において、初心者がリスクなく投資体験できる新機能「デモトレード」をリリースした。第67回米血液学会年次総会において、開発中の次世代型BTK阻害剤に関する2題の発表が行われたカルナバイオサイエンス<4572>は、同53%の上昇となった。一方で、ヘリオス<4593>の下落率は32%を超えた。HLCM051(ARDSおよび脳梗塞急性期)に関する開発・申請方針を発表。25年〜26年早期の申請資料のローリングサブミッションは行わないとの発表が嫌気されたようだ。 今週のIPOは、フィットクルー<469A>が12日に東証グロースへ上場し、公開価格(2200円)を36.4%上回る3000円で初値を付けた。その後3350円まで買われた後は、2561円まで軟化した。 ■IPO銘柄に資金が集中しやすい |
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