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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/10/24 12:42, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):KOA、ニーズウェル、モブキャストなど*12:42JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):KOA、ニーズウェル、モブキャストなど信越ポリマ<7970>:1916円(-79円) 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は71.1億円で前年同期比2.7%増となっているが、第1四半期の同18.7%増に対して、7-9月期は32.9億円で同11.2%減と減益に転じている。足元の収益鈍化をネガティブ視する動きが先行しているようだ。一方、年間配当金は従来計画の56円から60円に引き上げているほか、発行済み株式数の0.62%に当たる50万株、10億円を上限とする自社株買いも発表。 芙蓉リース<8424>:4180円(-280円) 大幅反落。前日に26年3月期の業績下方修正を発表している。営業利益は従来予想の660億円から340億円、前期比47.5%減に引き下げ。債権の取立不能又は取立遅延のおそれが生じたことに伴う損失計上、米国での再生可能エネルギー分野における事業環境悪化のリスクなどを織り込んだとしている。再生可能エネルギープロジェクトの遅延によって、債権回収に不確実性が存在としているようだ。なお、配当予想は修正しないとしている。 ニーズウェル<3992>:513円(-37円) 大幅続落。前日に25年9月期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は従来予想の14億円から11.6億円、前期比2.5%減と一転減益予想に下方修正している。第3四半期までは増益をキープしていた。一部の公共系案件の着手が翌期へずれこんだこと、管理職の大幅なベースアップを行ったこと、新たに導入した株主優待制度の費用が想定を上回ったことなどが下振れの背景としている。 KOA<6999>:1531円(+300円) ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は13.1億円で前年同期比2.8倍となっており、従来予想の9.5億円を大幅に上回る着地となっている。つれて、通期予想は従来の17億円から29.8億円、前期比2.5倍にまで上方修正している。為替相場が想定より円安で推移しているほか、国内産業機器向け需要の増加やアジアを中心としたAI関連機器向けの伸長などによる売上増が背景。また、配当方針を変更、年間下限値を30円にするとしている。 ニデック<6594>:2412.5円(-138円) 大幅続落。第三者委員会による不適切な会計処理の疑義に係る調査などが継続中であることを背景として、26年3月期業績予想を未定にすると発表している。また、中間配当を無配とし、期末配当金も未定としている。さらに、5月28日から26年5月27日の期間で設定していた自己株式取得の中止も決定。上半期決算発表のタイミングでの発表ともなっていることで、先行きへの不透明感があらためて強まる状況になっているようだ。 モブキャスト<3664>:57円(+8円) 急騰。SBIグループ傘下のBITPOINTとソラナ・トレジャリー事業で業務提携した。今回のBITPOINTとの協業を皮切りに、ソラナ・トレジャリー事業におけるトークン保有・運用・管理の基盤を整備し、国内外の複数取引所・マーケットメイカー・OTC取引所との連携を加速、ソーシャルエンターテイメント&メディア事業の成長を支えるとともに、トレジャリー事業による財務基盤の強化を両輪として推進し、時価総額の向上および上場維持基準の達成を通じて、株主価値の最大化を目指していくとしている。 TDSE<7046>:1670円(+91円) 続伸。東海鋼管と共同開発した水管橋AI劣化診断システム「CorroSensing」の提供を開始した。令和5年の省令改正により水管橋の定期点検(重要管路においては2年に1回、その他の管路においては5年に1回の点検)が義務化される中、社会インフラの老朽化が深刻化する現状を踏まえ、限られた人員でも効率的かつ高精度に点検業務を遂行できるよう開発されたものである。今後は、水管橋のみならず様々な社会インフラの劣化を、AIを用いることで早期に発見し社会の発展と安全に貢献していくとしている。 AeroEdge<7409>:5960円(+180円) 反発、年初来高値更新。23日の取引終了後に、株式分割を行うことを発表し、好材料視されている。25年12月31日を基準日として、最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有普通株式1株につき、3株の割合をもって分割する。株式分割によって同社株式の投資単位を引き下げ、投資家にとってより投資しやすい環境を整えることにより、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。 《ST》 記事一覧 |