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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/08/13 12:24, 提供元: フィスコ 注目銘柄ダイジェスト(前場):マイクロニクス、MDV、ナルネットなど*12:24JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マイクロニクス、MDV、ナルネットなどスター精密<7718>:1718円(-117円) 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は26.6億円で前年同期比71.9%増となっている。従来予想の18億円を大幅に上回る着地となっているが、第1四半期の進捗から上振れは想定線と捉えられる。一方、通期予想は従来の52億円から42億円、前期比4.4%増に下方修正している。工作機械事業の市況回復が遅れ、売上の下振れを見込んでいる。想定外の下方修正にネガティブなインパクトが先行。 サンウェルズ<9229>:801円(-84円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益5.1億円の赤字となり、前年同期比では10.9億円の損益悪化となっている。既存施設の入居率は下げ止まるが、一定期間営業活動を制限していた反動で、一部の新規開設施設で集客に苦戦しているもよう。会社計画は上回る進捗となっているようだが、直近で株価の見直しが進んでいたため、赤字決算を受けて戻り売り圧力が強まる形に。なお、通期では3.7億円の赤字予想を継続している。 クロスマーケ<3675>:730円(-79円) 大幅反落。前日に25年6月期の決算を発表。営業利益は25.2億円で前期比36.8%増となったが、従来予想の30億円は下振れる着地になっている。26年6月期見通しは28億円で同11.0%増、従来の前期予想を下回る水準にとどまっている。25年6月期は、デジタルマーケティング事業やインサイト事業の売上高が想定を下振れる着地だった。26年6月期はデジタルマーケ事業の2ケタ売上成長を見込んでいる。 MDV<3902>:469円(-59円) 大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は5百万円の赤字に転落している。前年同期は26百万円の黒字であった。クラウド型サービスや保険者データ販売に係る原価増、人件費の増加などが背景となっているもよう。なお、もともと業績の季節性や人員成長に合わせた下期偏重の計画であり、通期予想の26億円(前期は3百万円)は据え置く形となっている。 マイクロニクス<6871>:4785円(-625円) 大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は75.7億円で前年同期比31.3%増となり、従来予想の77億円にほぼ沿った水準での着地。一方、第3四半期累計予想は従来の124億円から111億円、同28.4%増に下方修正。プローブカードの既存工場の一部設備に不具合が生じ、製品出荷の遅延により一部影響を受けたとしている。また、通期予想は138億円で前期比9.8%増としている。コンセンサスは160億円程度であった。 unerry<5034>:3305円 カ ストップ高買い気配。26年6月期の営業利益予想を前期比60.4%増の5.00億円と発表している。新規顧客のリカーリング顧客化、間接原価と販管費率改善を着実に進めるとしている。同時に発表した25年6月期の営業利益は74.2%増の3.11億円で着地した。リカーリング売上高が順調に積み上がったことに加え、粗利・間接原価改善や繰延税金資産の追加計上で利益率が向上し、増益に貢献した。 エクサウィザーズ<4259>:525円(+80円) ストップ高。26年3月期第1四半期(25年4-6月)の営業損益を1.44億円の黒字(前年同期実績2.89億円の赤字)と発表している。サービス利用数の増加などでAIプロダクト事業が前年同期比約2倍のペースで成長したことに加え、AIソリューションサービス事業も増益を確保した。また、人件費やシステム利用料、減価償却費が減少したことも黒字転換に寄与した。通期予想は10.00億円の黒字で維持している。 ナルネット<5870>:839円(+105円) 年初来高値。26年3月期の期末配当予想を従来の15.00円から24.00円(前期末実績15.00円)に増額修正している。配当性向30%を目標とする配当方針に基づく措置。また、第1四半期(25年4月-6月)の営業利益を前年同期比111.6%増の1.19億円と発表している。オートリース企業からの受託の堅調な伸びに加え、自動車メーカー系リース企業からの受注増加などが寄与した。通期予想は前期比56.7%増の6.92億円で据え置いた。 《ST》 記事一覧 |