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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/18 08:50, 提供元: フィスコ 前場に注目すべき3つのポイント〜ウクライナ和平期待で押し目狙いのスタンス〜*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント〜ウクライナ和平期待で押し目狙いのスタンス〜18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ウクライナ和平期待で押し目狙いのスタンス ■SREHD、3Q営業利益 4.4%減 14.44億円、 株式の売出し発表 ■前場の注目材料:川崎重、「水素デジタル管理システム」実証完了、28年ごろ商用化目指す ■ウクライナ和平期待で押し目狙いのスタンス 18日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。17日の米国市場は、プレジデントデーの祝日で休場だった。欧州ではドイツDAXが反発で最高値を更新し、英FTSE100指数は3日ぶりの反発。シカゴ日経225先物は大阪比25円安の39175円。円相場は1ドル=151円50銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まることになりそうだ。米国はプレジデントデーの祝日だったことで海外勢のフローは限られるだろう。日経225先物はナイトセッションで39140円〜39200円での狭いレンジでの推移だった。25日、75日線を上回っての推移ではあったが、方向感の掴みづらい状況だったため、短期的なトレードも手掛けにくくさせそうだ。 また、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は、銀行業界の会合において利下げ再開にはインフレ率低下の確信が強まることが必要との認識を示した。また、米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、金利据え置きを支持した。為替市場ではドル円が1ドル=151円台半ばと円高に振れて推移しており、円高が重荷になりそうである。 国内では日銀の早期利上げ観測が警戒されているほか、大規模な保有ETF(上場投資信託)の放出への思惑が高まる可能性もあるなか、積極的な上値追いの展開は期待しづらい。一方で、トランプ米大統領はロシアとウクライナの停戦を、復活祭にあたる4月20日までに実現したいという意向を示したと報じられている。停戦に向けた動きによって売り込みにくい状況でもあり、押し目待ち狙いの買いに向かわせやすいだろう。 昨日の日経平均株価は売り先行で始まったが、25日、75日線辺りが支持線として意識される形から上昇に転じた。本日も両線が支持線として機能することが期待されそうである。物色としては決算発表が一巡したことから、手掛かり材料に欠けそうだ。昨日は好決算銘柄への物色が目立っていたが、ストップ高まで買われた銘柄に買い一巡が意識されてくるようだと、よりこう着感の強い相場展開になりそうだ。 ■SREHD、3Q営業利益 4.4%減 14.44億円、 株式の売出し発表 SREHD<9215>は2025年3月期第3四半期業績を発表。売上高は前年同期比12.6%増の144億1300万円、営業利益が同4.4%減の14億4400万円だった。なお、大株主のソニーグループ<6758>が株式を売り出すと発表。発行済み株式数の約13%にあたる211万6700株を海外市場も念頭に売り出す。浮動株比率の向上が狙い。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39174.25、+24.82) ・英国FT100種平均株価指数は上昇(8768.01、+35.55) ・ドイツ主要40銘柄指数は上昇(22798.09、+284.67) ・ユーロストックス50指数は上昇(5519.75、+26.35) ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・NTN<6472>双方向回転の流体軸受開発、確認工程不要に ・日立<6501>日立など13社、資金洗浄対策で連携、資産取引実証 ・三菱商事<8058>NTTなど、AI創薬で共同実証、大量データをIOWNで伝送 ・エスペック<6859>車載電池特化試験所を始動、愛知・常滑に国内最大級 ・IHI<7013>米のルーマニア計画用原子炉模型を受注 ・村田製作所<6981>インド新工場、26年度操業、積層セラミックコンデンサー包装・出荷 ・太陽誘電<6976>群馬に新棟、積層セラミックコンデンサー、15年ぶり開発拠点 ・アドバンテスト<6857>次世代DRAM向けテスター ・三菱電機<6503>パルス電界で非加熱調理、産業用技術を応用 ・ヤマハ発<7272>4子会社統合、半導体後工程で相乗効果 ・神戸製鋼所<5406>北米のアルミ押出・サスペンションを来年度黒字化へ ・帝人<3401>デンヨーと可搬式の水素燃料電池開発、工事・災害現場向け ・住友化学<4005>家庭用園芸子会社を売却 ・日本製紙<3863>家畜用サプリ増産、3倍の年500トン ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・20年国債入札 <海外> ・特になし 《ST》 記事一覧 |