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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/01/08 08:17, 提供元: フィスコ 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは178ドル安、金利高を警戒*08:17JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは178ドル安、金利高を警戒■NY株式:NYダウは178ドル安、金利高を警戒 米国株式市場は下落。ダウ平均は178.20ドル安の42,528.36ドル、ナスダックは375.30ポイント安の19,489.68で取引を終了した。 半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。その後、同社株が下落に転じ相場の重しとなったほか、JOLT求人件数やISM非製造業景況指数が予想を上回ったため利下げペース鈍化観測に長期金利上昇に連れ、下落に転じた。相場は終日軟調に推移し、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了。セクター別では、エネルギーや医薬品・バイテクが上昇した一方、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落した。 海運会社のスコーピオ・タンカーズ(STNG)はバイデン政権が中国の国有海運会社、遠洋海運集団有限公司 (China COSCO Shipping)をブラックリストに追加したため、売り上げ増期待に上昇。独立系原油タンカー会社のDHTホールディングス(DHT)は中国がバイデン政権の制裁対象となった船舶の積載を禁じたことを受け、需要増期待に上昇した。画像およびデジタルメディアコンテンツを提供するゲティー・イメージ(GETY)は同業のシャッターストック(SSTK)と合併で合意し、上昇。シャッターストック(SSTK)も買われた。 エヌビディア(NVDA)はファン最高経営責任者(CEO)のテクノロジー見本市「CES」での基調講演を受け、利益確定売りが加速し、下落した。携帯端末のアップル(AAPL)や電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストが投資判断を引下げ、それぞれ下落。 トランプ次期大統領は会見で中東の不動産デベロッパー、ダマック・グループがアリゾナ州からオハイオ州にかけてデータセンター新設で200億ドル投資する計画を明らかにした。 (Horiko Capital Management LLC) ■NY為替:米ISM非製造業景況指数やJOLTが予想上回る、ドル反発 7日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円52銭から158円42銭まで上昇し、157円94銭で引けた。米ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇したほか、JOLT求人件数も予想外に増加したため長期金利上昇に伴いドル買いが強まった。その後、トランプ次期米大統領が会見の中で、「金利が高すぎる」との見解を示したため金利上昇を受けたドル買いが後退し伸び悩んだ。 ユーロ・ドルは1.0405ドルから1.0341ドルまで下落し、1.0344ドルで引けた。ユーロ・円は164円23銭から163円21銭まで下落した。ポンド・ドルは1.2549ドルから1.2477ドルまで下落した。ドル・スイスは0.9062フランから0.9096フランまで上昇。 ■NY原油:反発で74.25ドル、74.53ドルまで買われる NY原油先物2月限は反発(NYMEX原油2月限終値:74.25 ↑0.69)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+0.69ドル(+0.94%)の74.25ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは73.11ドル−74.53ドル。ロンドン市場で73.11ドルまで下げたが、供給超過の懸念はないため、米国市場の後半にかけて74.53ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では74ド台前半で推移。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 46.08ドル +0.68ドル(+1.49%) モルガン・スタンレー(MS) 126.88ドル -1.76ドル(-1.36%) ゴールドマン・サックス(GS)580.12ドル -3.27ドル(-0.56%) インテル(INTC) 20.01ドル +0.14ドル(+0.70%) アップル(AAPL) 242.21ドル -2.79ドル(-1.13%) アルファベット(GOOG) 196.71ドル -1.25ドル(-0.63%) メタ(META) 617.89ドル -12.31ドル(-1.95%) キャタピラー(CAT) 363.00ドル -1.20ドル(-0.32%) アルコア(AA) 36.24ドル -0.25ドル(-0.68%) ウォルマート(WMT) 90.81ドル -0.62ドル(-0.67%) 《ST》 記事一覧 |