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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/05/20 16:01, 提供元: フィスコ 相模ゴム、クレハ、サンリオなど<8136> サンリオ 6654 +570大幅反発。新規材料は見当たらないものの、5月末のMSCIリバランスを控えて、需給インパクトを先取するような動きなども先行したとみられる。大和証券の試算では、480億円程度の買い需要が発生し、1.10日分の買いインパクトになるとしている。また、同社のライセンス収入は関税の影響がほとんどないとみられ、現状では相対的な買い安心感も強いもよう。10年後の時価総額目標5兆円も引き続き注目のようだ。 <7717> Vテク 3000 +46大幅反発。ジェフリーズ証券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を4250円から4500円に引き上げているもよう。24年度実績営業利益18億円は大幅増益となり会社計画もクリア、25年度会社計画は45億円で、28年度中計目標200億円に向けた成長を示していると評価。FPDが想定以上に強いほか、半導体・フォトマスクも着実に事業展開は進捗しているとみているようだ。 <7458> 第一興商 1572 +26.5大幅反発。発行済み株式数の1.13%に当たる118万株、20億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は5月20日から8月31日まで。資本効率の向上、並びに、株主還元を取得目的としている。株価が安値圏にある中で、需給の改善を期待する動きが先行する形に。なお、同社の自社株買いは24年5月から10月にかけて、取得上限40億円を取得して以来となる。 <6146> ディスコ 34860 +250反発。半導体関連の主力銘柄は本日、総じて買い優勢の展開となっている。米SOX指数は続落となっているものの、米長期金利の上昇一服などでナスダック指数は堅調な動きで、全般押し目買いが優勢の形に。また、DRAM指標品の4月大口取引価格は前月比10%高で決着、11カ月ぶりの上昇に転じ、上昇率は1年5か月ぶりの大きさになったと伝わっていることなども支援材料とみられる。 <6095> メドピア 715 +17大幅続伸。14日にMBOの実施を発表、その後はTOB価格700円にサヤ寄せする動きとなっていたが、本日は同水準を上回る株価推移となってきている。前日に提出された大量保有報告書によると、バッファローの牧寛之社長の保有割合が5.42%となり、新たに大株主になったことが明らかになっている。前日に市場内で株式を取得しているもよう。これを受け、一段のTOB価格上昇など思惑的な動きが強まる格好に。 <5194> 相模ゴム 903 -154急落。前日に25年3月期決算を発表。営業損益は0.3億円の赤字となり、前年同期比4.7億円の損益悪化となった。従来計画の0.8億円の黒字も下振れた。26年3月期は2.4億円の黒字に転じる見通しとしているが、為替差益の減少が想定される中で、経常利益は前期比73.2%の大幅減益予想に。前日にかけて連日の株価上昇となっていたこともあり、前期営業損益の下振れ・赤字転落をマイナス視の動きが優勢に。 <9302> 三井倉庫HD 3685 +140大幅続伸。前日に提出された変更報告書によると。、3Dインベストメントの保有比率が従来の5.07%から6.11%に上昇していることが明らかになっている。5月9日に提出の大量保有報告書において、大株主に浮上したことが明らかになったばかりであり、早い段階での買い増しに、思惑が強まる展開にもなっているもよう。なお、保有目的は純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこととしている。 <6506> 安川電 3422 +164大幅反発。大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も3400円から4000円に引き上げている。会社側が説明会で指摘した中国向け回復の可能性を考慮、業績予想を上方修正しているもよう。また、現在の中計の目標未達を背景とした次期中計での施策などにも注目としている。大和証券ではSMCの投資判断も格上げしており、本日はファナックを含めてFA関連銘柄の強い動きが目立っている。 <4023> クレハ 3350 +374急伸。未定としていた26年3月期の年間配当予想を公表した。今回から配当基準を、配当性向や総還元性向からDOEに変更しており、不確定要素が大きいとして配当予想の記載を見送っていた。25年3月期の86.7円から129.3円増となる216円配当を計画している。前日終値をベースとした配当利回りは7.3%の水準となる。ただ、決算発表時において、配当金は前期比2.5倍程度になるとの見方は示されていた。 <6201> 豊田織 17940 +1420大幅続伸。株式非公開化を巡り、トヨタ自動車やグループ企業が買収資金として金融機関から最大3兆円規模の借り入れを検討していることがわかったと伝わっている。また、同社では買収提案を受け入れる方向で、5-6月にも公表する方向で調整ともされている。買収総額は6兆円規模とみられているもようで、前日時点での時価総額約5.4兆円からは、相応のプレミアムが期待できるとの見方が優勢に。 《ST》 記事一覧 |