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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/22 16:30, 提供元: フィスコ 三井海洋、ティラド、日野自など<6269> 三井海洋 3990 +375急伸。エクソンモービルより、南米ガイアナのスターブルーク鉱区、ハンマーヘッドフィールド向けFPSO設備の契約を受注したと発表。これは、日量15万バレルの原油生産能力を有し、同社米子会社のSOFECが設計・建造するスプレッド・ムアリングにより、水深約1025mの海上に係留される予定となっている。2029年の早期生産開始が計画されているもよう。受注額は不明ながらも業績インパクトを期待する動きに。 <6436> アマノ 3989 +172大幅反発。前日に25年3月期の業績上方修正を発表している。営業利益は従来予想の210億円から230億円、前期比17.5%増に引き上げ。パーキングシステム事業において、コロナリオープニングの需要に加え、新紙幣発行対応の需要も想定より前倒しで進んでいるもよう。海外グループ会社の円安効果なども寄与。また、業績上振れに伴って、年間配当金も従来計画の145円から175円、前期比40円の増配へと引き上げ。 <3387> クリレスHD 1464 -23大幅反落。いちよし証券ではレーティングを「B」から「C」に引き下げ、フェアバリューは1200円を継続としている。現在の株価水準が前回レポートに対して2割以上上昇し、フェアバリューからの乖離率が広がったことがレーティング引き下げの要因。また、中長期的な成長の見方は変えていないとしているが、26年2月期営業利益は、従来予想の119億円から会社計画並みの96億円に引き下げている。 <7733> オリンパス 1758 -35大幅続落。ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も3300円から1900円に引き下げている。米国の関税、円高、競争激化などが重しになるとして、26年3月期業績予想をコンセンサス以下の水準にまで引き下げているもよう。同社は売上高の42%を北米に依存しており、日本の医療機器メーカーの中で、米国の関税の影響を最も受けると予想している。 <7599> IDOM 1054 +48大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2100円から2200円に引き上げている。26年2月期営業利益予想を220億円から230億円、前期比16%増に上方修正、会社計画221億円からの上振れを予想としている。過度な値引きの抑制などにより車両単体粗利の改善が進んでいるようだ。決算発表後の株価下落は押し目買いのチャンスと位置付けている。 <2373> ケア21 394 -7一時急伸も値を消しマイナス圏に。投資有価証券売却益2.5億円の計上を発表。これに伴い、上半期純損失は従来予想の4億円から2.5億円に、通期純利益は1億円から2.5億円に上方修正した。売上高や経常利益はそれぞれ据え置いた。有価証券売却に関しては、財務体質向上を図ることが目的。最終益黒字化確度が高まったことで買い安心感も、すぐに値を消し前日終値を割り込んで推移した。 <3753> フライト 236 +9大幅続伸。本人確認ソリューションの「マイ・ベリフィスト」が、ソフトバンクの運営するソフトバンクショップに採用され、全店で運用が開始されたと発表している。契約時に必要な本人確認において、「マイ・ベリフィスト」によるデジタル技術を導入することで、本人確認の厳格化と不正防止を実現することができるもよう。業績へのインパクトを期待する動きが先行している。 <4814> ネクストウェア 181 -3大幅反落。次世代ドローン・セキュリティの実証試験に成功と前日に発表、本日も引き続き買い材料視された。同社とZenmuTech、アイ・ロボティクスの共同チームが、ドローンに秘密分散技術を搭載し飛行中のリアルタイムデータを高度に保護する実証試験に成功。これにより、ドローンが送受信する映像や機体内の記録データなど、情報漏えいを防ぐシステム構築への目途が立ったようだ。今後の業績寄与を期待する動きに。 <7236> ティラド 3625 +330急伸。前日に25年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の40億円から74億円、前期比70.1%増に引き上げ。米国子会社の収益性改善、及び米国・欧州・アジア子会社における売上増加に加えて、、品質不具合に関連する発生見込費用、減価償却費なども下振れたもよう。第3四半期までは減益決算であったことから、足元の収益改善は想定以上との見方が優勢に。 <7205> 日野自 453.3 +24.7大幅続伸。独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バスと経営統合する方向で調整に入ったと伝わった。持ち株会社を設立し、来年4月を目標に上場を目指すもよう。もともと昨年末までの経営統合で基本合意していたが、同社のエンジン認証不正への対応長期化で、契約締結が延期されていた。会社側では、検討を進めているが、決定した事実はないとしている。スケールメリットやコスト低減などのシナジー期待が先行へ。 《ST》 記事一覧 |