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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/04/11 09:33, 提供元: フィスコ 日経平均は657円安でスタート、ソニーGやTDKなどが下落[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;33951.25;-657.75TOPIX;2491.06;-48.34 [寄り付き概況] 11日の日経平均は657.75円安の33951.25円と反落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は反落。ダウ平均は1014.79ドル安の39593.66ドル、ナスダックは737.66ポイント安の16387.31で取引を終了した。昨日の大幅上昇の反動で、寄り付き後、下落。その後、相互関税の大半が一時停止されたものの、トランプ政権の関税策を巡る不透明感が存続したほか、景気後退懸念も根強く続落した。さらに、対中関税率が合計145%になることを政府が確認すると、米中貿易戦争激化を警戒し、売りが加速。終盤にかけ、下院が恒久的な減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると相場は下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米長期金利が強含みで推移したことも東京市場で投資家心理を重くした。さらに、外為市場で1ドル=143円40銭台と、昨日15時30分頃と比べ3円30銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を抑える要因となった。一方、昨日の日経平均が長い陽線でほぼ高値引けとなり、3月27日以来2週ぶりに5日移動平均線を上回ったことから、株価は反転上昇相場に入ったとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出日となる。 |
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