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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/03/31 16:53, 提供元: フィスコ 東証グロース市場指数は3日続落、相対的には主力市場よりも若干の底堅さ*16:53JST 東証グロース市場指数は3日続落、相対的には主力市場よりも若干の底堅さ東証グロース市場指数 836.71 -21.41 /出来高1億7698万株/売買代金1539億円東証グロース市場250指数 651.41 -17.48 /出来高1億1583万株/売買代金1219億円 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって3営業日続落。値上がり銘柄数は82、値下がり銘柄数は502、変わらずは20。 28日の米国市場でダウ平均は715.80ドル安の41583.90ドル、ナスダックは481.04ポイント安の17322.99で取引を終了。トランプ政権の関税を警戒した売りや、連邦準備制度理事会(FRB)が注目のPCEコア価格指数が予想以上に加速したためインフレ警戒感から、寄り付き後、下落。さらに、ミシガン大消費者信頼感指数が2年ぶりの低水準に落ち込んだと同時に、期待インフレ率も上昇したためスタグフレーション懸念も強まり、一段と売りに拍車をかけた。終盤にかけ、下げ幅を拡大して終了。 こうした米株市場の流れを受けて、東証グロース市場指数も下落して始まると、寄り付き後も下げ幅を広げて、一時833.68ptをつけた。その後は前場中頃にかけてやや持ち直したものの、寄り付きでつけたきょうの高値を捉えきれず、再度軟化。後場は838ptを挟んでのもみ合いとなった。相対的には主力市場よりも若干ながら底堅さが意識された1日。 個別では、14.95%安となったジーネクスト<4179>が下落率トップに。前週末の大引け後に25年3月期の損益予想を下方修正したことが嫌気された。前週に上げが目だったシンカ<149A>は相場悪化の中で利益確定の流れに傾いたようだ。売買代金上位銘柄では、note<5243>、カバー<5253>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、キッズウェル・バイオ<4584>、海帆<3133>、グローバルウェイ<3936>などがランクイン。 一方、27.30%高となったBTM<5247>が上昇率トップに。住友林業が公開買付け(TOB)を発表したLeTech<3497>はサヤ寄せの動きとなった他、直近IPOのZenmuTech<338A>やダイナミクマップ<336A>などにも短期物色が向かった。売買代金上位銘柄では、Synspective<290A>、技術承継機構<319A>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、イオレ<2334>、AeroEdge<7409>などがランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、弁護士ドットコム<6027>やフリー<4478>、GNI<2160>などが下落。 [東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄] ・値上がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 5247|BTM | 1399| 300| 27.30| 2| 2334|イオレ | 891| 150| 20.24| 3| 338A|Zenmu | 6500| 1000| 18.18| 4| 3497|LeTech | 1489| 161| 12.12| 5| 336A|ダイナミクマップ | 1465| 135| 10.15| 6| 7409|AeroEdge | 2529| 189| 8.08| 7| 280A|TMH | 1382| 99| 7.72| 8| 2998|クリアル | 4145| 295| 7.66| 9| 341A|トヨコー | 800| 49| 6.52| 10| 290A|Syns | 765| 39| 5.37| ・値下がり率上位10位 |コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率| 1| 4179|ジーネクスト | 330| -58| -14.95| 2| 149A|シンカ | 1106| -103| -8.52| 3| 4584|キッズバイオ | 112| -10| -8.20| 4| 3133|海帆 | 836| -74| -8.13| 5| 3936|グローバルW | 102| -9| -8.11| 6| 7794|イーディーピー | 620| -54| -8.01| 7| 4882|ペルセウス | 736| -63| -7.88| 8| 5858|STG | 1325| -110| -7.67| 9| 7352|TWOST | 943| -75| -7.37| 10| 3692|FFRI | 3440| -265| -7.15| 《FA》 記事一覧 |