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![]() 第100回『ファンドマネージャーの知恵・株式運用戦略』の背景2024.12.16 浜口です。さて、まずは今回も定点観測を。前回の当ブログのアップ日(2024年12月9日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、左は株価が12月6日時点、右は12月13日時点のデータです。
株価としては、三井物産・三菱商事・三井住友FG・みずほFGとも概ね横ばいといったところです。 以下は8316三井住友FGの日足。株価は高い水準に位置しています。この銘柄の業績は以下の通り好調であり、今後も楽観しています。 8316三井住友FGは、みずほ証券が2024年12月5日に目標株価を4,333円から4,750円に上方修正するなど、アナリストの評価も概ね良好です。
同銘柄は株価が3分割されたため、7,000円近くあってもおかしくないという考えに変化はありません。 ![]() 三井住友フィナンシャルグループ(8316) 一方でテック株の人気銘柄、6920レーザーテック。株価は趨勢的に下落しています。ここまで株価が下落してもなお、予想PERは21.99倍。株価は趨勢的に下落していることが、PERが低下している理由です。しかしながらいまだ高いPERは、三井住友FGと対照的ですが、これが現実です。投資対象を銀行・損保・商社株の累進配当銘柄に絞り込んで、ほんとうによかったと思いますね。この銘柄は半導体関連ですが、そもそも半導体関連銘柄は、相場が終わっていると認識します。 ![]() レーザーテック(6920) 日本株の相場観については、長期的には今回も基本、変化なしです。日本は、景気後退になる可能性は低く、米国のインフレ懸念は日本に脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。「浜口の相場観は、いつも同じだよな」と受け止められている向きも多いことでしょう。しかしながらこのことは、現在の日本株市場が私が想定した通りに推移している証左と受け止めていただきたいと思います。 『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』の背景さて、ここからは今回のテーマ「『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』の背景」について。 この本の内容は、私が現在ブログで書いている「浜口準之助のコア・サテライト戦略の実践」の内容と似通っています。以下に異なる点を列記します。(なお、書籍『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』は農耕、「浜口準之助のコア・サテライト戦略の実践」は浜口と省略させていただきます。 �’盛未任蓮�景気循環について説明していますが、浜口では、この点についてしていません。 ��農耕では投資対象を低位株に絞っており、また信用リスクの点から負債比率20%以下としてスクリーニングを行っています。一方で浜口ではこのような対応はせず、投資対象業種は主に銀行・商社・損保に限定しています。 �I邑�では、「累進配当」を重視していますが、農耕の時にはまだ、このような概念がありませんでしたので、この点を考慮していません。 この本は唯一、パンローリングさんで出版させていただいた本です。内容的にはかなり充実していると自負していますが、出版したタイミングが悪かった。出版日は2007年1月4日。一方で2007年9月15日にリーマンショックに伴う世界的な株価大暴落が起こりましたし、リーマンショックにより景気サイクルもズタズタになってしまったというわけです。従って、本の人気もあまりでず、初版で終わってしまいました。 一方で、この本を出版させていただいたパンローリングの後藤社長には、恩を感じている次第です。 以上です。なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。
<著者プロフィール> 浜口準之助(はまぐち・じゅんのすけ)
約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。
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