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第68回 浜口が4冊目の本を電子書籍にて出版!2023.12.25 <著者プロフィール> 浜口準之助(はまぐち・じゅんのすけ) 約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。浜口です。まずは今回も定点観測を。後述しますが、今回のブログのアップは、ほぼ一月ぶりです。前回の当ブログのアップ日(2023年11月13日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄について、左は株価が10月27日時点、右は12月17日時点のデータです。 この約一月の断面で見れば、商社株・銀行株とも下落していることがわかります。背景には、米FRBの利上げ停止観測から、米国10年国債金利が下落し、銀行株の利鞘が縮小することが懸念されたこと、それに起因して一時ドル/円で150円台があった為替が足元で142円前後と円安に振れている点が商社株・銀行株の下落の背景にあると思います。 またここ1ヵ月については、レーザーテックに代表されるグロース株系の半導体関連株が堅調であり、株価の動きがグロース株と逆相関になりやすいバリュー株から一時的に投資資金が一時的にグロース株に回っていったことも背景にあると思われます。 ここ一月で私が行った売買ですが、現物株については動かしていません。一方、日本株のマーケット地合いは目先的には良くないと思われたことから、デイトレについては、わずかな回数を小ロットで行った程度です。私の現在のデイトレは、保有している現物株の中から寄り前の気配が低いものを買いから入るスタイルであるため、いわゆる「寄り天」になると良くないわけです。従い、ここ一月については、デイトレは小さなロットで、非常に慎重に行うに留まりました。 日本株の相場観については、長期的には今回も基本、変化なしです。日本は、景気後退になる可能性は低く、米国のインフレ懸念は日本に脱デフレをもたらし、加えて海外観光客の増加等、経済再活動につながり、今年年前半にかけ、日本株はここで紹介している高配当バリュー株を中心とした、堅調な相場展開を予測しています。「浜口の相場観は、いつも同じだよな」と受け止められている向きも多いことでしょう。しかしながらこのことは、現在の日本株市場が私が想定した通りに推移している証左と受け止めていただきたいと思います。 以下にお示しする12月22日時点の 三井住友FG(8316)の株価推移からも見て取れますが、同銘柄は長期トレンドこそ右肩上がりを維持していますが、9月半ば以降は調整局面となっています。この背景については前述していますので、再度ご確認ください。 8316三井住友フィナンシャルグループ このような中、8316三井住友FGの中間決算発表が11月15日になされました。具体的には以下のブログを見ていただきたいと思いますが、順調です。
また、こちらも参考にしてください。
なお、足元のグロース株の上昇相場については、私は乗っかる気はありません。当ブログでお勧めしている銘柄で十分良好なパフォーマンスが得られると思っているからです。これについては、11月13日に当ブログで書いている以下をご覧ください。 4冊目の本を電子書籍にて出版!さて、ここからは今回のテーマ、というかこれは宣伝ですね。 「浜口が4冊目の本を電子書籍にて出版!」について。具体的にはこれです。 2億り人が教える「高配当」日本株投資 〜なぜバフェットより先に商社株を購入できたのか?〜 Kindle版 私は12月5日に、私自身としては4冊目の出版となります。本の内容については、当ブログ、そして私自身のブログ「浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用」をまとめた内容に近いものとなっています。 この本は、販売戦略として。本の価格は最終的には1,500円にしますが、まずは99円でスタートし、現在は299円と段階的に値上げしていきます。早晩、1,500円になってしまいので、皆さんはぜひご購入いただきたいし、早めにご購入いただいた方が割安に買えてお得というになります。 なお、この本は電子書籍ですので、KindleのアプリをiPadなりiPhoneなりPCに入れる必要があります。もちろんこれは無料でダウンロードできます。ペーパーバックもありますが、現状で価格は888円。一方でこの本は、電子書籍中心に作ってますので、ペーパーバックは表紙以外の写真やチャートは全部白黒。やはり電子書籍のほうをお勧めしたいなと思っています。 なお、この戦略が奏功したのか、販売はまずは順調なスタートです。 以上です。なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。ここは再強調させていただきます。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。
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