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「年100回配当」投資術 日本人が知らない秘密の収入源
日本人が知らない収入源 この本は2020年に執筆されているため、2023年の現時点ではFRBによる利上げで短期の米ドル市場金利が5%台とかなり高くなっている点、執筆当時と状況は異なるが、それでもパフォーマンス的には債券投資ではなく、毎月高配当が享受できる米国株で堅実な推移銘柄を組み合わせて長期投資することにより、次の10年間で最低11%の利回りを、そして配当再投資により10年間で平均12%の利回りを達成できることを説明している。なお、株式投資に関してはリーマンショックのような出来事によりパフォーマンスが良くない年も当然あるので、この手法では単年度ではなく配当再投資による長期的な保有によって高パフォーマンスが達成できる旨、解説している。 確かに、マーケットタイング、新高値ブレイク、ファンダメンタルズ、テクニカル分析、アルゴリズムなど色々な手法に基づく投資法は色々あるが、個人投資家にとってみれば、神経をすり減らして頻繁に売買するよりも、米国株で堅実な数銘柄を組み合わせて長期間投資するのが一番パフォーマンスが良いということだ。さらに、プットオプションの売却による収益獲得方法等も解説されている。いずれにしても、単年度決算に振り回されない個人投資家においては、時間を味方につけた配当再投資による複利運用が、長い目で見ると収益性が高いということだ。初心者の株式投資家には大変参考になることが書かれている良書だと思う。ぜひ、お勧めしたい一冊である。 炎のディーラー様 商品説明ページへ お買い物かごに入れる
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