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株式市場のマーケットタイミング
「マーケットタイミング」というと短期で市場の動きに合わせてうまく売買するノウハウのようなものを連想させるが、本書はそうした内容ではない。 基本的に、金利の動向、長短の金利差の動向を示すイールドカーブの動きなどから株式市場の今後の動向を予測し、それにそってポジションの取り方を変え、単なるバイ&ホールドよりも優れたパフォーマンスをあげようとする考え方にそった解説書である。 本書ではイールドカーブのみならず、テクニカル指標や様々な社会的指標に見方についても言及されている。 株式投資、とりわけ個別銘柄の投資を行っていると、どうしても個々の銘柄の業績、それとかかわるような材料とかニュースに目が行きがちになる。こうしたことのみに着目しているといわば近視眼的になり、目先の株価の動きに翻弄されまきこまれることになりかねない。 そうした時に本書でふれられているような視点で少し離れた大局的な観点から、株式、あるいはそれ以外のアセットクラスについて、どのような投資戦略をとることを原則とすればよいかと考えておくことは意味があるだろう。 本書は非常に幅広い視点から様々な事象についてふれられているため、逆に読後の印象がやや散漫になるようなところもあった。但し、各章ごとに短いまとめが記されており、いきなり本書の内容すべてを把握しようとするのではなく、イールドカーブ、テクニカル指標など、本書の中心となっている内容の章から読み進めていくのがよいように思われた。 ふしみん 60代 個人投資家
著名な投資家でも相場の天井と底を当てるのは困難だと言っている通り、天井と底を判断するのは容易ではない。しかし、この本では、ウォールストリートの知見を活かし、マーケットタイミングとして確度の高い、米国の株式相場の天井と底を察知するために役立つ指標、考え方、データ等の取得方法を丁寧に解説している。 また、投資対象となる商品についても後段に書かれており参考になる。米国市場については、天井や底の判断に役立つヒストリカルデータがインターネットで簡単に取得できるため、即座に実践で活用できる。 なお、市場には、ダマシ(フェイラー)もあれば熱狂による相場の延長(エクステンション)があるため、エリオッティシャンですら難しい天井や底の判定には細心の注意が必要だが、ここに書かれているテクニカル分析を活用することで、より良いパフォーマンスを目指すことができるものと思われ、より精度の高いトレードを目指す個人投資家には一読の価値がある本ではないだろうか。 炎のディーラー 商品説明ページへ お買い物かごに入れる
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