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FXトレーディングキャシー・リーエン, 古河みつる パンローリング内容的にいえば、スワップとはなにかとかいうふうな入門書の 類ではなく、実践的な内容になっています。為替の変動要因、 相関関係、ファンダメンタル分析、テクニカル分析、主要通貨 の要点などといったさまざまなことが書いてあります。 特に目を引いたところとしましては、まずは、各通貨ペアの値 幅が取引時間ごとに書いてあるところです。これにより、各通 貨の値幅がわかるので、ある通貨ペアを取引する上で参考にす ることができます。たとえばポンド円は、変動幅が大きそうだ というのは、なんとなくわかるのですが、はっきり値幅で示さ れると、さらにわかりやすくなるわけです。そして、ポンドス イスフランがポンド円と同じくらい値幅が大きいこともわかり ました。また、取引時間ごとに変動幅が違うこともわかります 。 また、各通貨の相関表がのっているのですが、ドルを中心とし た相関表なので、円はドル円しかのっていないのが残念なとこ ろです。しかし、この相関も、どの期間をとるかによって、結 果が違ってくるので、注意が必要だと書いてありました。さら に、各通貨とコモディティとの相関も書いてあるので便利です 。 テクニカル分析に関しては、具体的な投資法がいくつかのって いました。試してみる価値のありそうな戦略が書いてあると思 いました。 ファンダメンタル分析のところでは、G7や戦争がおこったと きに、通貨がどう動いたかという具体的な記述があり、ために なると思いました。 最後のほうに書いてある、各国通貨の特徴も、わかりやすく書 いてあると思います。 全体として、もりだくさんの内容が詰め込まれているので、買 って損はないと思いました。 (bblue 30代 会社員) 私はもはや初心者の領域は卒業していると思っているのですが、FX取引を始めた頃にこの本に出会っていたら熟練度を上げる近道ができたなというのが第1印象でした。 最近FXの本が増えてきていて、日本人の為替のプロ経験者の方(マット今井さん等)の考え方、トレードの仕方を勉強するために何冊か勉強しましたが、外国人のプロの考え方も知ってみたいなあと思ってはいたものの手に入らず半ば諦めていました。そんな矢先にこの本に出会い、大変興味を持ちました。 自分のトレード戦略を立てる上でも、他のプレーヤーの考え方がどうなのか、常に興味を持っている方にこの本はお勧めです。例えばFXの会社で提供されているオンラインセミナーなどで勉強されている方にとってはちょうどいいレベルだと思います。 単にトレードの小手先のテクニックだけに留まらず、NYダウの動きや債券相場の動きが為替に及ぼす影響や東京時間・ロンドン時間・ニューヨーク時間の特徴など、これまで読んだFX関連の本には無い情報もありました。 また短期的な変動要因と長期的な変動要因に分解した考察など参考になりました。 小手先のテクニカル分析は他の本でも勉強できますが、具体的にどのような作戦がワーク(通用)したか、書かれていた点は他のプレーヤーの手の内を知れた点で有益でした。今もその作戦が通用するかは確認する必要があるとしても、個人投資家でも十分できる作戦もありました。工夫次第で我々個人投資家も十分戦えそうだという点は良い気づきになりました。 皆さんもこの本でプロの技を盗んでみるのは如何でしょうか? 商品説明ページへ お買い物かごに入れる
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