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超刺激――脳と進化が仕掛ける「欲望」の罠
本書はフェニックスシリーズの一冊で直接の投資関係の書籍ではないです。 本書ではこれまでの人類の進化の長い歴史のなかではありえなかったほど現代は様々な刺激にあふれており、人間の脳はそれらに過剰に反応することがあることを様々な具体事例を通じて解説しています。この幅広い私たちの行動に強い影響を与える現代社会に特有な刺激が「超刺激」というわけです。 逆に言うと、ビジネスは様々な「適切」な刺激を工夫することで売上や利益を伸ばしているとも言えます。行動経済学と同様、企業の戦略を考える上ではこうした視点、どんな刺激が人に購買とかサービス利用のモチベーションとなり、それらを継続することにつながるかという視点は重要度を増していると思われます。消費者や投資家としてはそれらを見抜くというか、そうした視点で企業の商品やサービスについて考えてみるきっかけとしても本書は有用かと思われます。 また私だち一人一人はこうした様々な「超刺激」から完全に離れて生活していくことはできませんが、どんな刺激、はたらきかけに自分が突き動かされ、それが具体的な行動につながっているか考えることは、様々な刺激に対して過度に依存的になったりすることを避けるためには意味があるかと思われます。 独自の視点を示してくれる興味深い一冊でした。
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