「相場の本でこの一冊とは?」と尋ねられれば、既によく知られた良著ですが『マーケットの魔術師』を推します。
同著は、成功を収めた欧米のトレーダーのインタビュー集「Market Wizards」を和訳したものです。
彼らの発言は、実践家ならではの、本物の相場哲学に満ち満ちています。私の相場に対する考え方、相場のやり方の原点は、林輝太郎先生が書かれた一連の文献に加え、この本に集約されていると言っても過言ではありません。
中でもとても参考になったのは、リチャード・デニス氏の話。「参考になる」を通り越し、この上なく感動しかつ希望も与えてもらったのは、エド・スイコータ、ラリー・ハイト両氏の話です。
皆さんも是非同著を手に取り、上記3氏の話を読んでみることをお薦めします。