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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/04/22 16:59,
提供元: フィスコ
22日の中国本土市場概況: 上海総合0.3%高で続伸、銀行株が相場けん引
*16:59JST 22日の中国本土市場概況: 上海総合0.3%高で続伸、銀行株が相場けん引
22日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比8.32ポイント(0.25%)高の3299.76ポイントと続伸した。
中国の政策に対する期待感が継続する流れ。国務院(内閣に相当)は18日に常務会議を開き、厳しい外部環境に直面しているとして、雇用や貿易の支援に注力するほか、株式市場の安定化と不動産市場の活発化に向けた取り組みを強化するという方針を決定した。ただ、上値は限定的。米中対立の激化が警戒されている。中国は政府系ファンド(SWF)による米国での新規のプライベート・エクイティ(PE)投資を停止しているもようと報じられたほか、半導体大手の米エヌビディア(NVDA/NASDAQ)は中国向け製品の輸出規制を強めているとの観測も伝わった。両国はこれまで関税応酬を続けていたが、対立は輸出規制など新たな局面を迎えている。(亜州リサーチ編集部)
銀行株が相場をけん引。中国農業銀行(601288/SH)が2.4%高、中国銀行(601988/SH)が1.8%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.4%高で取引を終えた。
不動産株も高い。新城控股集団(601155/SH)と信達地産(600657/SH)がそろって3.8%、臥龍地産(600173/SH)が2.7%、京能置業(600791/SH)が2.4%、金地集団(600383/SH)が1.8%ずつ上昇した。
医薬株もしっかり。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が3.7%高、北京同仁堂(600085/SH)が2.6%高、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.1%高、天士力医薬集団(600535/SH)が1.5%高、浙江医薬(600216/SH)が1.4%高で引けた。資源・素材株、保険株、消費関連株の一角も買われている。
半面、ハイテク株はさえない。オフィス用ソフトウエアの泛微網絡科技(603039/SH)と税務用ソフトウエアの税友軟件集団(603171/SH)がそろって5.4%、IT業務アウトソーシングの浙大網新科技(600797/SH)が3.3%、スマートシティ関連の雲賽智聯(600602/SH)が3.2%、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が3.1%、携帯端末ODM(相手先ブランドによる設計・生産)の華勤技術(603296/SH)が1.8%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が1.7%、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が1.6%ずつ下落した。通信・メディア株、公益株、証券株、自動車株も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.89ポイント(0.35%)安の254.90ポイント、深センB株指数が0.93ポイント(0.08%)安の1175.85ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)
《CS》
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