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フィスコ投資ニュース配信日時: 2026/03/10 11:01, 提供元: フィスコ CAP Research Memo(1):2026年9月期も増収増益、営業利益は過去最高を更新見込み*11:01JST CAP Research Memo(1):2026年9月期も増収増益、営業利益は過去最高を更新見込み■要約 キャピタル・アセット・プランニング<3965>は、金融サービスとアセットマネジメントの改革を支援するソリューションプロバイダーである。生命保険の設計書・申込書システム、資産管理・相続関連システムなど、金融商品販売や資産形成・資産承継を支援するシステム開発に強みを持つ。国内生命保険会社の半数以上と取引があり、銀行・証券分野においても富裕層向けの資産管理や事業承継支援システムを展開している。連結子会社を含めた体制により、システム開発から運用・保守までを一貫して提供している点が特徴である。 1. 2025年9月期の業績概要 2025年9月期の業績は、売上高で9,689百万円(前期比18.5%増)、営業利益で530百万円(同78.4%増)、経常利益で535百万円(同73.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で401百万円(同156.3%増)と、大幅な増収増益を達成した。売上高は、過去最高を更新した。生命保険向けの顧客管理システム再構築案件や大型の変額保険システム案件の獲得が売上拡大に寄与した。クライアント別では、生命保険向け売上が8,111百万円(同17.5%増)と堅調に推移し、銀行向けは988百万円(同7.4%増)、証券向けは398百万円(同69.2%増)と高成長を示した。利益面では、プロジェクト管理の徹底による原価率低減と経費コントロールにより、営業利益率は5.5%へ改善した。また、試験研究費や賃金増加による税額控除が寄与し、最終利益は前期比2.5倍を超える増益となった。これにより、重要経営指標(KPI)は全項目の目標を達成した。 2. 2026年9月期業績見通し 2026年9月期通期の業績見通しは、売上高で10,300百万円(前期比6.3%増)、営業利益で630百万円(同18.7%増)、経常利益で630百万円(同17.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で410百万円(同2.0%増)を予想している。同社は、生命保険分野における顧客基盤の拡充に加え、銀行・証券分野の売上拡大とストックビジネスの強化を成長戦略の中核に据え、売上高100億円規模の達成を目指している。利益面では、売上構成の改善に加え、プロジェクト管理の徹底や生成AIを活用した開発効率の向上により、売上総利益率の改善を見込む。人材投資や研究開発投資を継続するものの、営業利益は過去最高益を更新する見通しであり、研究開発税制の適用により親会社株主に帰属する当期純利益は当初計画を上回る見通しとしている。なお、第1四半期は大幅増収増益で着地している。 3. 成長戦略 同社は3ヶ年の中期経営計画を推進している。最終年度の2027年9月期に売上高11,000百万円、営業利益1,000百万円、営業利益率9.0%の達成を目標としており、売上成長と収益構造の転換を同時に進めている。売上構成は、銀行・証券・その他分野の売上比率を40%まで引き上げることで、事業ポートフォリオの分散を図る。サービス別では、受託開発中心の収益構造を見直し、使用許諾・保守などのストック型ビジネスの売上比率を20〜30%まで拡大する計画である。銀行・証券分野では、ポートフォリオマネジメントやCRMなど、共通化可能なプラットフォーム提供を強化することで、売上拡大と利益率改善を同時に実現する。既存の生命保険向けビジネスの継続成長を基盤としつつ、ファミリーオフィスビジネスや海外展開、M&Aも組み合わせることで、中期的に持続可能な成長モデルの確立を目指す。 ■Key Points ・2025年9月期は増収増益、売上高は過去最高を更新。全KPIも目標を達成 ・2026年9月期は、売上高は100億円の大台達成へ。営業利益は過去最高を見込む ・2027年9月期目標は売上高11,000百万円、営業利益1,000百万円 (執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉 俊輔) 《HN》 記事一覧 |