|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/15 11:07,
提供元: フィスコ
ポールHD Research Memo(7):自己資本比率はやや改善
*11:07JST ポールHD Research Memo(7):自己資本比率はやや改善
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
ポールトゥウィンホールディングス<3657>の2026年1月期中間期末の資産合計は前期末比2,897百万円減の25,543百万円となった。HIKE及びその子会社が連結対象から外れたことや、中間期末の為替レートが144.81円/米ドルと前期末の158.18円/米ドルから円高になったことで外貨建て資産が目減りしたことによる。流動資産は、主に現金及び預金が773百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,998百万円、仕掛品が247百万円それぞれ減少したことにより、同2,965百万円減の16,741百万円となった。固定資産はのれんが296百万円、ソフトウェアが104百万円、無形資産が148百万円それぞれ減少した一方で、有形固定資産が65百万円、投資有価証券が72百万円、繰延税金資産が501百万円増加したことにより、同67百万円増の8,801百万円となった。
負債合計は前期末比1,841百万円減の14,153百万円となった。有利子負債が551百万円増加した一方で、未払金が1,396百万円、未払法人税等が153百万円、その他流動負債(前受金等)が720百万円それぞれ減少した。純資産合計は同1,055百万円減の11,389百万円となった。主に親会社株主に帰属する中間純損失の計上と配当金の支払い等により利益剰余金が675百万円減少したほか、為替換算調整勘定が386百万円減少したことによる。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は44.6%と同社が目標としている50%超の水準を依然下回っているものの、前期末比では0.8ポイント上昇するなどやや改善した。今後収益を回復軌道に乗せることで早期に50%超の水準に引き上げていく。また、借入金の増加により有利子負債比率は同10.1ポイント上昇の67.2%となったほか、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も前期末比で1,325百万円減少するなど、財務体質はやや悪化したが、これについても今後の収益回復によって改善に向かう可能性が高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
記事一覧
2025/10/21 20:08:欧州為替:ドル・円は152円台に浮上、円売り継続で
2025/10/21 19:12:欧州為替:ドル・円は続伸、円は一段安
2025/10/21 18:31:岡本工作機械製作所:世界唯一の総合砥粒加工機メーカー、PBR0.7倍台かつ配当利回り3%超え
2025/10/21 18:30:欧州為替:ドル・円は一段高、円売り地合い継続
2025/10/21 18:16:21日の香港市場概況:ハンセン指数は強含み
2025/10/21 18:14:21日の中国本土市場概況:上海総合指数は続伸
2025/10/21 18:15:日経平均テクニカル: 続伸、25日線乖離率は縮小
2025/10/21 18:14:ウィルグループ:職種特化の人材派遣で安定的成長続く、今期業績予想は上方修正
2025/10/21 17:45:トヨクモ系---「NotePM」が「ITreview Grid Award 2025 Fall」で「Leader」を受賞
2025/10/21 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米政策運営の不透明感で
2025/10/21 17:21:東京為替:ドル・円は伸び悩み、高市政権発足後は失速
2025/10/21 16:45:東証グロ−ス指数は小幅に続伸、材料出尽くしも警戒
2025/10/21 16:38:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、ファーストリテやTDKが2銘柄で約113円分押し上げ
2025/10/21 16:36:ドル円今週の予想(10月20日)サンワード証券の陳氏
2025/10/21 16:35:日経VI:小幅に上昇、市場心理は一方向に定まらず
2025/10/21 16:34:米国株見通し:伸び悩みか、今週のインフレ指標を注視
2025/10/21 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:上値重く反落、高市首相誕生で出尽くし売りも
2025/10/21 16:29:日経平均は連日で最高値を更新、高市首相誕生で政策期待が高まる【クロージング】
2025/10/21 16:26:東京為替:ドル・円は上昇一服、欧州株はまちまち
2025/10/21 16:15:日経平均は続伸、新政権への期待で連日最高値更新
|