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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/09/10 18:10, 提供元: フィスコ

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(10)

*18:10JST 株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(10)
ヘッドウォータース<4011>

ビジネス的な観点において、今回BBDイニシアティブ株式会社様との戦略的な資本業務提携を発表させていただきました。出資比率は26%に上り、当社としてもフルコミットメントの姿勢で共同事業の展開に取り組んでいく所存です。
この提携は、単なる“想い”にとどまるものではなく、極めて実務的・補完的な意味を持っています。BBD様は、当社が保有していない重要なアセットやマーケットアクセスを備えており、まさに相互補完関係にあると認識しています。たとえば、当社はエンタープライズ領域を主力とし、大手企業へのAI技術の提供に注力してまいりました。一方で、中小企業領域におけるリーチが限定的であるという課題を抱えております。
その点、BBD様は中小企業向けに「ナレッジスイート」といったSaaS型サービスを既に展開されており、このマーケットにおいて確固たるポジションを築いておられます。これまで当社がエンタープライズ向けに開発・実装してきた最先端テクノロジーを、今後はBBD様との連携を通じて、より汎用的な形で中小企業市場へと展開していく構想です。
また、こうした取り組みをSaaS型で提供できる体制が整えば、将来的にはグローバル市場への展開も視野に入ると考えております。当社にとって苦手とする中小企業マーケットを、BBD様との提携によって補完し、新たな成長機会を創出してまいります。
もう一つは、SaaS型・リカーリング型のサービスとして、それを世の中に提供していく“サービス化”のノウハウを我々は持っていないということです。当社は、最新のテクノロジーや新しい領域、業務開発のようなものを作るのは得意としておりますが、それを広く展開していく手段というのを持っていません。その“展開する手”をすべて持っているのが、BBDイニシアティブ様です。
そういった経緯もあり、今回の提携に至ったわけですが、我々としては今まで、単に売上だけを増やすようなM&Aや資本業務提携には興味がありませんでした。最終的には、そうしたやり方では成長率が鈍化しますし、本来のAI機能としての強さを削いでしまうと考えていたからです。その為、そういった戦略を取る意向は一切ないというのが、元々のスタンスでした。
ただ、M&A自体については、当社も積極的に検討しています。当社が持っていないアセットを補完できるような案件、あるいは当社が今リーチできていないマーケットを獲得できるようなものであれば、全力で取り組んでまいりたいと考えています。上場から5年が経ちましたが、今回の資本業務提携のように、これだけがっちりと足りない部分を埋め合えるパートナーシップというのは、なかなかないと感じており、非常にワクワクしています。
企業文化の面でも非常に近い部分があり、先方のメンバーとも既にさまざまなディスカッションが始まっています。一緒に事業連携し、共同でサービスを提供するという取り組みも、しっかりと実現できるという実感があります。
また、今回19億円ほどの借入を行い、BBD様の株式を取得させていただきましたが、その返済原資についても、先方がしっかりとコミットしてくださっているという点は非常に大きいです。実際、先方のSaaS売上(現在16億〜17億円規模)のうち、一定の金額については、我々がAIによる支援を行う代わりに、ストック収入として当社が受け取ることがすでに決定しています。
返済の原資についても、BS上においてキャッシュフローが毀損されることは一切ない状態となっております。
また、今回の株式取得にあたっては、投資家である清原氏より株式を譲り受ける形となりました。清原氏は非常に素晴らしい投資家の方であり、当初のお話の中で交わした約束をすべて履行してくださいました。単なる金銭的リターンを追求するのではなく、投資先企業の将来をしっかりと考え、言行一致を徹底される誠実な方です。こうした背景もあり、今回の譲渡については極めて適正な金額での取引が実現しました。その結果、現在当社ではBBD様の株式を約9億円分保有しており、含み益ベースでも同程度の評価がなされている状況となっています。売却するつもりはありませんが、今回このような有利な形で資本・業務提携を実現できたことについては、非常に嬉しく思っております。

図で示すと、今回我々が取り組むのは主に2つの軸になります。
1つ目は、BBD様が展開しているリカーリング型のSaaSサービスに対して、当社が有する最新のAIテクノロジーをフル実装することです。大企業向けに構築してきたAIエージェント技術をそのまま中小企業向けのサービスに組み込むことで、日本初・世界初の次世代型中小企業支援サービスとして、BBD様が全国に展開していくことを想定しています。既存のマーケットに新たな付加価値を提供することで、顧客単価の引き上げも見込めます。
2つ目は、このスキームがうまくいけば、同様のモデルを世界中のSaaS事業者に対して横展開できる可能性があるという点です。今回の取り組みを通じて、日本国内のみならず、グローバル市場に向けてAIエージェントのSaaSモデル提供を本格的に進めていきたいと考えています。
もう一つの取り組みとして、BBD様の関連会社には多数のエンジニアが在籍しています。このリソースに対し、当社がAI関連の教育・育成プログラムを提供することで、先方はエンジニア単価の向上が期待できます。
一方、当社側としても、大企業との直接取引を中心とした顧客基盤を有しており、育成されたエンジニアを通じて高付加価値な案件の獲得や単価上昇が可能になります。AIエンジニアの人数が増えれば増えるほど、当社の事業拡大にも直結します。
このように、人材育成と事業拡大の両面でシナジーが生まれ、お互いにとってWin-Winの関係が構築できると確信しています。両社にとって前向きな形でプロジェクトが進行している状況です。

そして今回、LogTech社を子会社化しました。
こちらについては、先ほど申し上げたように、よりフィジカルに近い領域でAIの教育や実装といったテーマに対応していくことを想定しています。具体的には、クロステックハンズオンワークのように、現場に直接赴き、お客様と共にAIの活用を進めていく役割を担っていただきたいと考えています。今後は、そうした実践的な現場支援の中核的メンバーとして、AI導入の教育・展開を主導してもらえるよう、準備を進めております。実際、こういった領域において、すでに複数のプロジェクトが進行しています。

株主の皆様にとって気になる点としては、「採算は合うのか」という点があるかと思いますが、基本的には来年以降、年間で4,000万〜5,000万円程度の利益が見込まれる事業体です。したがって、今回のM&Aにかかった投資金額については、概ね5年ほどで償却可能だと見込んでいます。ただし、これは現在の単価水準で見た場合の話であって、LogTech社と当社がそれぞれ取っている単価には3倍程度の差があります。そのため、当社の単価水準に近づいていけば、さらなる利益成長が見込めるということになります。このような状況を踏まえると、うまくいけば3年程度で投資回収も見込めます。つまり、今回のM&Aは、我々との間で非常に高いシナジーがあり、かつ、両社にとって収益性の高い形で成立したと捉えています。

そして、BTM様との連携も順調に進展しています。
上半期、特に第1四半期においては、「とにかくBTM様と一緒に事業を推進したい」という強い意志のもと、収益性よりも育成・連携を重視し、積極的に案件を割り当てました。その中で、BTM様側でもAI関連の開発に慣れた人材育成が進んでおり、実際にAI領域において自律的にプロジェクトを進められる体制が整いつつあります。
現在、当社へのAI開発ニーズや引き合いは非常に多く、このような背景を踏まえ、BTM様との連携をより強固なものとしながら、より大きなマーケットの獲得に向けて本格的に動いていく方針です。

プライム市場上場を見据えた中長期計画です。
これは、「長年目指してきたステージに到達しつつある」という話でもありますが、積み上げベースで見ても十分現実的な計画です。
現在、AIエージェント市場全体の成長率は140%前後とされています。当社もこれまでの実績で見ると、AI関連事業では常に平均130%以上の成長率を維持してきました。今期も130%超の成長を見込んでおり、仮に今後年率135%程度で成長を続けた場合でも、3年で売上100億円規模に到達する計算になります。つまり、これは「現実的な成長シナリオ」として十分成立するということです。
ただし、3年で100億円に届いたとしても、日本や世界のAI・テクノロジー分野で名を轟かせる存在になるには、まだ十分ではない。したがって、ここからさらにスピードを上げていく必要があると考えています。
そのためにも、積極的なM&Aや技術投資を展開していきます。特に注目しているのが「AI駆動開発(AI Driven Development)」です。これは、1人のエンジニアに対してAIエージェント2体がサポートするような形をイメージしており、実質的には3人分の生産性を実現できます。こうしたAIの活用によって、開発効率の飛躍的向上、利益率の改善、そして収益の拡大を図るとともに、これまでにない成長ステージに踏み込む覚悟で事業を推進していきます。

株式会社ヘッドウォータース:2025年12月期第2四半期決算説明会文字起こし(11)に続く


《KM》

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