携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 2月12日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー New!
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/02/12 13:01, 提供元: フィスコ

平和RE Research Memo(1):「NEXT VISION II+」では、投資主価値の最大化を図る

*13:01JST 平和RE Research Memo(1):「NEXT VISION II+」では、投資主価値の最大化を図る
■要約

平和不動産リート投資法人<8966>は、平和不動産<8803>グループの投資法人であり、中小規模の事業所が集中し、人口増加傾向が続く東京都区部を中心に、オフィス及びレジデンスに集中的に投資する複合型REITだ。全国各地の証券取引所やオフィスビルを所有・賃貸し、日本橋兜町・茅場町の再活性化及び札幌再開発事業化を推進する再開発事業などのデベロッパー事業を幅広く展開している平和不動産の経験とノウハウを最大限に活用できることが、同REITの大きな強みである。

1. 2024年11月期の業績概要
2024年11月期は、営業収益9,045百万円(前期比3.5%増)、営業利益4,694百万円(同4.7%増)、経常利益4,099百万円(同4.1%増)、当期純利益4,098百万円(同4.1%増)であった。営業収益及び各段階利益は、2024年7月17日公表の修正予想を上回って着地した。内部成長では、バリューアップを通じた既存物件の内部成長が進展し、オフィスとレジデンスともに賃料改定額は2020年以降の最高値を更新し、ポートフォリオ稼働率も高稼働が継続した。外部成長では、公募増資による外部成長と、資産入替による含み益の顕在化のサイクルを継続した。財務運営では、調達期間、固定金利比率の水準などにおいて、健全な財務基盤を維持した。以上から、賃貸EPU(譲渡益及び内部留保充当額を除いた1口当たり分配金に、バリューアップ関連費用を足し戻して計算)は、オフィス、レジデンスの内部成長及び外部成長の寄与が金融費用を上回り、2,685円(前期比9円増)であった。さらに投資主還元の強化方針として、資産入替に伴う含み益の顕在化による譲渡益計上に加えて、一時差異等調整積立金の定期取崩し額を200円/口(同160円増)へ拡大したことで、1口当たり分配金は3,640円(同260円増)と18期連続で過去最高水準を更新した。分配金の大幅増加は、従来以上に「投資主還元の強化」に経営の軸足を置いた結果であった。着実な成長に加え、潤沢な内部留保と含み益を有することで、継続的な物件取得、財務基盤の安定化、安定的な分配金支払いなどを可能にしている。

2. 2025年5月期と2025年11月期の業績見通し
2025年5月期は、営業収益8,108百万円(前期比10.4%減)、営業利益3,746百万円(同20.2%減)、経常利益3,104百万円(同24.3%減)、当期純利益3,104百万円(同24.3%減)を、また2025年11月期は、営業収益8,177百万円(同0.8%増)、営業利益3,700百万円(同1.2%減)、経常利益3,043百万円(同2.0%減)、当期純利益3,043百万円(同2.0%減)を見込む。その結果、賃貸EPUは2025年5月期2,682円(同3円減)、2025年11月期2,682円(同増減ゼロ)を見込む。しかし、1口当たり分配金は「投資主還元強化」の方針に基づき、内部留保取崩によって2025年5月期3,750円(同110円増)、2025年11月期3,850円(同100円増)と、従来のペースを上回る大幅増加によって過去最高水準の更新を予想する。引き続き物件譲渡益の計上により内部留保の充当をカバーしていく方針であるが、これらの予想は今後発生する物件譲渡益や物件取得は織り込んでおらず、保守的な稼働率やNOI利回り(帳簿価額に対する実績賃貸業利益の比率)を前提にしていることから、十分に達成可能であると弊社では見る。


3. 中期目標と成長戦略
同REITは、「NEXT VISION II」を一部改訂し、2025年5月期からは「NEXT VISION II+」として、3つの強化により資本効率を高め、投資主価値を最大化する施策の拡充を図る。すなわち、「投資主還元の強化」では、一時差異等調整積立金の取崩し拡大や資産回転型ビジネスによる譲渡益の創出と還元の加速を図る。「内部成長の強化」では、バリューアップ投資を着実に推進し、賃料収入の成長を加速する。「資産回転型ビジネスの強化」では、投資主還元を目的とした譲渡益獲得の加速、バリューアッド運用により含み益を上回る実現益の創出、将来の内部成長の基礎となる資産の取得、を推進する。これらの取り組みにより目標を、(1)分配金4,200円(従来は3,800円)、(2)資産規模3,000億円、(3)内部成長として賃料収入年率2%(従来は1%)とROI10%、(4)格付AA、(5)2030年までにGHG(温室効果ガス)90%削減(2018年比)と再生可能エネルギー電力100%、に上方修正している。目標達成に向けては、外部成長として、「着実かつ健全な外部成長」「継続的な入替戦略の実施」「投資機会の拡大・中長期で競争力を有するポートフォリオの構築」「資産回転型ビジネスの強化とバリューアッド戦略を通じた含み益の創出と顕在化」を目指す。内部成長では、「高稼働率の維持・向上」「賃料増額に向けた取り組み」「付帯収入増加と費用削減」に加えて、「戦略的な「攻め」の資金活用」を掲げる。財務運営では、「財務基盤の強化」「LTV(総資産有利子負債比率)のコントロール」「資金調達手段の多様化」「金融コストの抑制」を図る。また、投資主還元として、「潤沢な内部留保の還元」「フリーキャッシュの活用」「流動性向上」「含み益の顕在化」を計画する。さらに、ESG(環境・社会・ガバナンス)の向上にも引き続き前向きに取り組む。潤沢な内部留保残高と含み益の活用などの「攻め」の資金活用によって、バリューアップ工事や物件入替によるバリューアッド戦略を推進することで、サステナブルな投資主還元を目指す。今後予想される金利上昇に対しては、内部留保や含み益を活用したバリューアップ工事による賃料増額によってカバーする計画である。投資主還元の強化を中心とする改訂版目標設定は投資主に高く評価されると弊社では見ており、進捗状況に注目したい。

■Key Points
・2024年11月期は物件譲渡益が寄与し、予想を上回る決算。譲渡益の計上と一時差異等調整積立金の取崩し増加により、1口当たり分配金は18期連続でスポンサー変更後の最高水準を更新
・2025年5月期及び2025年11月期は、現時点では譲渡益は見込まないが、引き続き譲渡益の計上により内部留保の充当をカバーしていく方針で、内部留保の還元強化によって1口当たり分配金更新を見込む
・改訂版「NEXT VISION II+」では、分配金、資産規模、格付け、ESGなどの目標について、特に投資主価値を最大化する施策を拡充。分配金の大幅増加を目指す目標設定は、投資家に高く評価されると見る

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)


《HN》

記事一覧

  • 2025/02/12 20:00:欧州為替:ドル・円は小動き、米CPIにらみ
  • 2025/02/12 19:16:欧州為替:ドル・円は下げ渋り、欧州株高で
  • 2025/02/12 18:16:欧州為替:ドル・円は失速、利益確定売りで
  • 2025/02/12 18:15:日経平均テクニカル: 続伸、連日の25日線割れ
  • 2025/02/12 18:06:精工技研---3Qも2ケタ増収・大幅増益、期末配当金の増配を発表
  • 2025/02/12 18:05:ヤマタネ---3Qは2ケタ増収・増益、4事業部門いずれも増収を果たす
  • 2025/02/12 18:00:12日の香港市場概況:ハンセン2.6%高で反発、ハイテクと不動産に買い
  • 2025/02/12 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、円売り継続なら154円台を目指す
  • 2025/02/12 17:24:テノックス---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、建設事業が引き続き好調を維持
  • 2025/02/12 17:23:日新---3Qは売上高、営業利益ともに2ケタの増収増益、3事業部門いずれも2ケタの増収増益を果たす
  • 2025/02/12 17:22:山田コンサルティンググループ---Clairfield Internationalへ資本参加
  • 2025/02/12 17:20:セキュア---カスタマーハラスメント対策に特化したカメラパックを販売開始
  • 2025/02/12 17:20:クラボウ---3Qは2ケタ増益、化成品事業が順調に推移
  • 2025/02/12 17:14:東京為替:ドル・円は大幅高、節目上抜け上昇加速
  • 2025/02/12 16:51:12日の中国本土市場概況:上海総合0.9%高で反発、ハイテク株に買い
  • 2025/02/12 16:35:日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感は緩和
  • 2025/02/12 16:32:東証グロ−ス指数は6日続伸、物色意欲強く終日堅調
  • 2025/02/12 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:新興市場人気加速で6連騰
  • 2025/02/12 16:26:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は続伸、アドバンテストやソフトバンクGが2銘柄で約148円分押し上げ
  • 2025/02/12 16:21:トランプ関税の先行き懸念から上値の重い展開に【クロージング】
  • ■投資ニュース

  • 2025/02/12 20:00:欧州為替:ドル・円は小動き、米CPIにらみ
  • 市場最高値「ゴールド」ランキング (12/27更新)

    バックナンバー

    電子書籍 ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2025

    1. 電子書籍 ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2025
    2. 石原順のメルマガ マーケットの極意
    3. メリマンのフォーキャスト2025
    4. DVD 石原順のメガトレンドフォローシグナル
    5. ラリー・ウィリアムズの金トード 黄金の輝き


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。