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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/21 14:34,
提供元: フィスコ
ユーロ週間見通し:やや底堅い動きか、ECB利下げ終了観測も中東情勢緊迫化を懸念
*14:34JST ユーロ週間見通し:やや底堅い動きか、ECB利下げ終了観測も中東情勢緊迫化を懸念
■強含み、ECBによる利下げ終了の思惑強まる
今週のユーロ・ドルは下げ渋り。週前半は中東情勢の悪化を警戒してリスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが優勢となったが、イランの核開発問題を巡って外交的解決の余地は残されているとの見方が浮上し、週後半はユーロ売り・米ドル買いはやや縮小した。原油高を意識したユーロ買い・円売りが一部で観測されたこともユーロ・ドルへの支援材料となったようだ。取引レンジ:1.1446ドル−1.1615ドル。
■伸び悩みか、ECB利下げ休止観測も中東緊張でドル買いに
来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)の利下げ終了観測が広がるなか、ユーロ圏製造業・サービス業PMIなどが改善すればユーロ買いに振れやすい。ただ、心理的な節目とみられる1.16ドル付近では売りが強まり、大幅高は想定しにくい。一方、中東情勢の緊迫化で有事のドル買いは継続が見込まれ、ユーロの下押し圧力は強いだろう。
予想レンジ:1.1350ドル-1.1650ドル
■強含み、原油高を意識したユーロ買い継続
今週のユーロ・円は強含み。中東情勢の悪化による原油高を受けてユーロ買い・円売りが次第に強まる展開となった。日本銀行による早期利上げの可能性は低いため、日欧金利差縮小観測は広がっていないこともユーロ買い・円売りを促す一因となった。取引レンジ:165円91銭−168円40銭。
■やや底堅い動きか、ECB利下げ終了観測も中東情勢緊迫化を懸念
来週のユーロ・円はやや底堅い値動きか。欧州中央銀行(ECB)の利下げ終了観測が広がり、ユーロ圏の主要経済指標が市場予想を上回った場合、ユーロ買いが強まりそうだ。ただし、中東情勢の緊迫化でリスク選好的なユーロ買い・円売りは一時縮小する可能性があり、ユーロ・円の下押し要因となりうる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・23日:6月製造業PMI(5月:49.4)
・23日:6月サービス業PMI(5月:49.7)
予想レンジ:167円00銭-170円00銭
《FA》
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