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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/01/06 07:36, 提供元: フィスコ NYの視点:【今週の注目イベント】米雇用統計、FOMC議事録、カーター元大統領の国葬、各国サービスPMI*07:36JST NYの視点:【今週の注目イベント】米雇用統計、FOMC議事録、カーター元大統領の国葬、各国サービスPMI今週は各国のサービス・総合PMIが注目材料となる。さらに、中国やユーロ圏では消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など重要インフレ指標が発表される。 米国では今年の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ軌道を判断するうえで重要材料となる雇用統計に注目が集まるほか、0.25%の利下げを決定した12月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目される。経済の成長は従来想定していたよりも強く、さらに、トランプ次期政権が成長を支援する政策を講じるとの見方に年内の利下げ鈍化見通しが強まった。新政権の政策、また、政策が与える経済やインフレの影響を見極めるため、時間を要するとの見方にFRBが1月のFOMCで、政策を据え置くと見られている。雇用統計の結果や議事要旨の内容が想定通りとなると、ドル買いにつながる。 バーキン米リッチモンド連銀総裁は、2025年の見通しを巡り楽観的で成長リスクはより上向きとしたほか、インフレ巡り潜在的に上方リスクがあると言及。市場の政策基調はFRBの中間予想に一致しているとしたほか、クグラーFRB理事も3日のインタビューで、労働市場には依然柔軟性があり時間的な余裕があるとの見解で、利下げ鈍化の市場の見通しを後押しした。 また、1月9日はジミー・カーター元大統領の国葬を首都ワシントンの大聖堂で行う。連邦政府機関や行政部門が休業となる。 ■今週の主な注目イベント ●米国 6日:製造業受注、サービス・総合PMI、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、クグラーFRB理事が金融政策を巡る討論会、クック理事が講演 7日:JOLT求人件数、ISM非製造業景況指数、バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演 8日:ADP雇用統計、FOMC議事録、新規失業保険申請件数 9日:連邦祭日、カーター元大統領の国葬、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、シュミッド米カンサス連銀総裁が講演 10日:雇用統計、ミシガン大消費者信頼感指数 ●中国 6日:財新サービス、総合PMI 9日:CPI、PPI ●欧州 6日:ユーロ圏、独、仏サービス・総合PMI、独CPI、 7日:ユーロ圏CPI、失業率 8日:ユーロ圏PPI、消費者信頼感、独製造業受注、ビルロワドガロー仏中銀総裁が講演 9日:ユーロ圏小売、独鉱工業生産、 ●英国 8日:ベイリー英中銀議会証言 9日:ブリーデン英中銀副総裁 ●日本 9日:世帯支出、景気先行指数 ●カナダ 9日:失業率 《CS》 記事一覧 |