|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/06/09 08:25,
提供元: フィスコ
米国株高や円安進行を背景に5月下旬以来となる38000円台へ
*08:25JST 米国株高や円安進行を背景に5月下旬以来となる38000円台へ
[本日の想定レンジ]6日のNYダウは443.13ドル高の42762.87ドル、ナスダック総合指数は231.50pt高の19529.95pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比220円高の37990円だった。本日は米国株高や円安進行を映して堅調に始まりそうだ。前週末は米中通商協議の進展期待から買いが先行し、5日移動平均線(37592円)を上回った。ただ、ローソク足は上ヒゲ、下ヒゲがともに短い小陽線を形成した。ヒゲの短い小陽線は、取引の方向感に迷いがあることを示唆しているとされるが、米中の閣僚級の通商協議が9日に英国ロンドンで開催されるため、交渉進展への期待が高まりそうなほか、ことも相場を支える材料になると想定される。また、米雇用統計で労働市場の底堅さが示され、円安が進んでいることも相場を支援するだろう。ナイトセッションの日経225先物は38000円台を回復しており、先物高にさや寄せする動きになりそうだ。一方、トランプ米大統領は6日、連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に関し、「極めて近いうちに公表する」と語っており、中央銀行の独立性を軽視する強硬な姿勢で政策への不信感が強まれば、米国売りが再燃するリスクが浮上しかねず警戒は必要なほか、期待感は高いものの、トランプ氏の発言次第で二転三転するだけに、関税政策の行方を見守る展開が続くことになりそうだ。上値のめどは、節目の38000円、5月29日の高値(38454円)、節目の39000円、下値のめどは、25日線(37510円)、節目の37000円、75日線(36694円)などが挙げられる。
[予想レンジ]上限38200円−下限37700円
《SK》
記事一覧
2025/06/09 20:01:欧米為替:調整的なドル売り強まる
2025/06/09 19:31:欧米為替:ドル・円は一時144円を下回る
2025/06/09 18:15:日経平均テクニカル:続伸、5日線が上向き転換
2025/06/09 18:13:欧米為替:ドル・円は弱含み、144円04銭まで値下がり
2025/06/09 18:00:9日の香港市場概況: ハンセン1.6%高で反発、テック指数は2.8%上昇
2025/06/09 17:43:東証グロ−ス指数は反発、後場中頃から再度強含む
2025/06/09 17:37:大豊建 Research Memo(7):株主還元を強化、配当性向を70%以上に引き上げ
2025/06/09 17:36:アイル---3Q増収増益、主力の「アラジンオフィス」など受注実績が堅調に推移し、売上高増
2025/06/09 17:36:大豊建 Research Memo(6):中期経営計画のアジャスト版を公表、外部環境の変化を踏まえて事業基盤強化を図る
2025/06/09 17:35:大豊建 Research Memo(5):経常・最終利益は増益の計画構造改革を進め収益基盤の整備へ
2025/06/09 17:34:大豊建 Research Memo(4):売上高・利益ともに期初計画に未達だが、低採算案件の減少により収益性が改善
2025/06/09 17:33:大豊建 Research Memo(3):土木事業では高度な独自施工技術を有しており、他社との差別化を実現
2025/06/09 17:32:大豊建 Research Memo(2):土木工事で培った技術力を生かし、多様な建築案件も手掛けている
2025/06/09 17:31:大豊建 Research Memo(1):事業基盤の強化により中長期的な企業価値向上へ、積極的な株主還元方針にも注目
2025/06/09 17:25:欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米中協議の行方を見極める展開
2025/06/09 17:06:東京為替:ドル・円は弱含み、先週発表の米雇用統計を受けたドル買いは一巡
2025/06/09 16:57:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅続伸、アドバンテストとソフトバンクGの2銘柄で約175円押し上げ
2025/06/09 16:49:9日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で5日続伸、米中協議の進展に期待
2025/06/09 16:35:日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
2025/06/09 16:32:CAPITA、メタプラ、エイチームなど
|