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新着 12月20日更新

プライスアクショントレード入門

この本は、「相場において、何を基準にして行動を起こせばよいか？」という問いに対して明確に答えを提供している本である。

複雑なシステムを用いてアクションを決めるということに意味はあるだろうか？

事実、利益を上げていると言われるなら、それはそれで、良いと思う。しかし、実績は、マイナスにも関わらず、こうなるはずである。ひどいのになると、「マーケットが間違っている」という輩までいる。

相場の世界では、利益が上がれば、正しいという考え方が常に合っていると思う。

損失を出して、「私は正しい」などと、言っている人は多いが、こういうのを屁理屈というのである。

もちろん損切りというアクションは正しい。ただし、適切な場合である。

相場の世界で、いかに高尚な理論を述べようと、いかに高学歴な人しか理解出来ない理論に基づいたシステムであろうと、損を積み重ねる物は、最悪の物である。

では、何が基準になるべきか？

それは、ここで述べるべきでなく、本書を読んで理解して頂きたい。その上で、その基準をどう使うか？という点を掴んで下さい。健闘を祈る。

Ｈ．Ｋ　５０代、自営業

まず、全編通して思ったのは、プライスアクショントレード入門とありますが、「入門」って！
お言葉ですが、入門という生易しいものではないかと思います。

ちょっと記述が難解で、トレード初心者の方はかなりの確率でつまづく可能性があります。

図解もあるのですが、説明不足な点も多くもうちょっとわかりやすく、噛み砕いてくれたら間違いなく、最上位の本だったと思います。

原著の表記がおそらく難しかった為翻訳されてる方の苦労がにじみでていますね＾＾；

ただ、わかりづらいだけで、概念は、めちゃめちゃ勉強になります。

基本のインジゲーターは２０EMAというシンプルなものだけの表示。

その他はラインとパターンです。

この概念は短期トレード、デイトレ・スキャルピングをやっている人なら一読して、ぜひ取り入れるとスキルがかなりアップすると思います。

なぜなら、一番早い値動きの変化についてフォーカスされているからです。

私はラインマーカーとノートを片手にかなーり読み込みましたが、一度二度では、足りない。。。このようなスルメのような本は久しぶりです。

そして、何度も何度もこうだったのか！
と理解できた瞬間、何とも言えない達成感を味わえる本。

一冊でこれだけ、しつこく繰り返し学んだのは久しぶりです。

いやーかなり勉強させてもらいました＾＾

万人にはオススメではないけれど、根気と本気で短期のエントリータイミングを学びたい！という覚悟ある方には、一読に値する本だと思います。

会社員　falco

本書は、ローソク足に着目してトレードを行うという内容を解説している。スタイルとしては、チャートのローソク足に番号を付け、値動きについて解説していくというものである。

したがって、ローソク足の解説と言えども、酒田五法とは大きく異なる。

トレードにおいて、着目すべき高値・安値の解説が中心となっており、読み進めていくと自然に着目すべきローソク足が認識できるようになっていく。

全ての解説に挿絵が入れてあるわけではないので、やや読解に苦労するところもあるのは事実だが、しばらく集中して読み進めていくと分かるようになるだろう。

単純にインジゲーターの解説をしている投資書籍ではないので、しっかり理解すれば全ての投資家に有用な内容となると思われる。

しかしながら、どうしても表現に問題があるのは否定できない。文章で表現すると確かにそうなるが・・・と思う記述箇所は多かった。内容はとても論理的であるために、惜しむらくは本書の構成の仕方と言えよう。もっと挿絵を多用しての解説の方が読者も理解しやすく、本書の評価も高くなるのは間違いない。

個人的には、プライスアクションは習得済みだったのだが、数点は新たな発見もあったので、上級者にも申し分のない内容だと感じた。小さい時間足でトレードに悩んでいる初心者や、勝ったり負けたりを繰り返しているトレーダーももちろん、一読の価値はある。ただ、先述したように、読破するには読者の根気と読解力は求められるので、心して手にとってもらいたいと思う。

ラオウちゃん 40代医師