『究極の仕事術 集中力を自在に操り、生産性を上げる』が今回出版された。著者は出版会社会長およびCEOとして会社経営を経たリーダーシップ開発会社の創業者。本書には同氏の実務経験等を踏まえたノウハウが簡潔に、かつぎっしりと詰まっており、現代のデジタル社会において、公私において時間に追われるマネジメントレベルには非常に参考になる本と思われる。
生産性上げる方法と言われると、そんなこと人に言われなくても無駄を排除し、優先順位付けを行い、他人に任せることは他人に任せ、ITを活用することなどと勝手に思いがちだが、同氏は、これらに加え、もっと改善すべき非常に本質的なポイントを実例等踏まえ理路整然と説いている。
詳細は、本書を読むのが一番の早道である。読んでみればなるほど目からウロコ、明日から直ちに実践すべき点がハッキリわかる。これまでの自分自身の行動が、実は自分自身の生産性を低下させているのだ。
金融機関経営職