
「なぜ、練習では完璧なのに、本番になると失敗するのか?」
「なぜ、自分を信じようとしても、心の雑念が消せないのか?」
ティモシー・ガルウェイは本書で、「自分を批判する自分(セルフ1)」と、「本来の能力を持つ自分(セルフ2)」という、誰もが持つ“内なる二面性”の存在を明らかにした。そして、この2つをマネージメントすることこそが、最高のパフォーマンスを実現させるカギだと説く。
「インナーゲーム」とは、テニスを内側からマスターするためのバイブル。しかしそれにとどまらず、仕事、学習、人間関係といった、あらゆる挑戦の場で応用可能な究極の集中力メソッドだ。 力を抜くこと、客観的に観察すること、判断を差し挟まないこと――このシンプルな技術により、あなたは一瞬でフロー状態(ゾーン)に入り、脳と身体が完全に調和した状態で能力のすべてを発揮できる。
本書は、1974年の初版発売以来、世界中のエグゼクティブコーチングの源流となり、シリコンバレーからウォール街まで、自己管理と潜在能力の解放を求める人々の必携書となった。今回[50周年記念版]として、ビル・ゲイツのイントロダクション、NFLコーチのピート・キャロルによる序文などを新たに収録。
プレッシャーに強い心、持続可能な最高の成果を求めるすべての人へ。あなたの人生というゲームを支配する「内なる敵」に打ち勝ち、本来の自分を解き放つ知恵を手に入れよう。
「画期的! 成長を阻む壁を打ち破る最高のガイド。本書の深い教えは人生の他の多くの部分にも応用できる」――ビル・ゲイツ(Gates Notesより)
「コーチングの歴史において、これは革命的な瞬間だ。ティモシー・ガルウェイは、パフォーマンスがすべて集中力にかかっていることを発見した。『インナーゲーム』は単なるテニスの本ではない。なぜなら、あの内なる声は、カントリークラブのテニスプレーヤーだけでなく、私たち全員を苦しめているからだ」――マイケル・ルイス(『マネー・ボール』[早川書房]の著者)
「すべての人にとっての禅の古典。この本はは私に自信を与えてくれた。自分自身の邪魔さえしなければいいのだと、私を確信させてくれたのだ」――ワシントン・ポスト 「このハンドブックは、何世代にもわたるアマチュアや優れたプレーヤーたちにとっての聖典となってきた。このたび、ロジャー・フェデラーのライン際へのバックハンドのように洗練された[50周年記念版]としてよみがえった」――ウォール・ストリート・ジャーナル
原題:The Inner Game of Tennis: The Classic Guide to the Mental Side of Peak Performance
イントロダクション(ビル・ゲイツ) 序文 (ピート・キャロル)
プロローグ
第1章 テニスのメンタル面の考察
テニスレッスンの現実/無我夢中の状態とは
第2章 2人の自分の発見
セルフ1とセルフ2の関係/頑張ることは美徳か
第3章 セルフ1を静かにさせる
裁判癖をなくす/自然習得力の発見/現実を感じ取る/ポジティブ思考の弊害
第4章 セルフ2を信頼する
セルフ2の機能/自分自身を信頼する/自身に任せる/セルフ2との会話/結果を依頼する/フォームを依頼する/LETとMAKE/自分の殻を打ち破る
第5章 テクニックの発見
技術レッスンの源流/レッスンの活用法/グランドストローク/サーブ/パワー/プロを観る
第6章 習慣を変える
レコードの溝/4段階で変える/従来の習得方法と、インナーゲームとの相違点/セルフ1は復活する/ヒーローはセルフ2
第7章 集中方法を学ぶ
ボールをよく見る/バウンス・ヒット/ボールを聴く/感覚=フィーリング/集中力の理論/今、ここで/試合中の精神集中/異次元のセルフ2/集中の途切れ
第8章 コート上の人間ゲーム
3種類のゲーム/競争社会と上手志向/真に価値ある勝利
第9章 競技の意味
未知の自分との遭遇/競争の真価/コート外のインナーゲーム/内側の安定性の築き方/インナーゴール/これから
エピローグ
困難をENJOY(後藤新弥)
あらゆるスポーツは、2つの要素から成り立っている。外側のアウターゲームと、内側のインナーゲームだ。
アウターゲームは、相手と戦い、障害を乗り越え、栄冠を勝ち取るゲームだ。このゲームをマスターするための本は、これまでにも星の数ほど提供されている。ラケットやバット、ゴルフのクラブをどうやってスイングするか、腕の形はどうするか、胴体はどうひねるのか。どうすれば理想のフォームが達成できるのかといった、技術レッスンだ。
しかし我々の多くが、こうしたレッスンは、覚えやすいが役には立たない、頭には入るが肉体には伝わらないことに、不承不承、気付かざるを得なかったと思う。
それは、こうしたレッスンが、もうひとつの重要な要素であるインナーゲームを軽視してきたためではないだろうか。上達も、満足も、インナーゲームの能力を無視しては、成り立たない。それがこの本のテーマだ。
インナーゲームは、プレーヤーの内側のスポーツだ。集中力の突然の途切れや、緊張、自信喪失、自己非難といった、内なる障害を克服するゲームのことだ。つまり、優れたパフォーマンスを阻害する、あらゆる心の習慣を克服するためのゲームだ。(続きを読む)
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