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サイクルの不思議 人の行動や株式市場や自然界を支配する周期的に繰り返される謎の力

エドワード・R・デューイ, オグ・マンディーノ, 長岡半太郎, 西田隼人
パンローリング
A5 272 pages, released in Nov. 2025
3,080 yen (including tax 280 yen) , Free shipping fee to Japan.
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「この古典的作品を読まなければ、サイクルを理解できない」
――ラリー・ウィリアムズ(世界的トレーダー)

サイクルに支配されている自然や人間の営み!

エドワード・R・デューイは、フーバー政権の主席経済分析官として、1929年の株式相場の崩壊と続く世界大恐慌の原因を解明するようフーバー大統領に命じられた。広範な調査のなかで彼は、経済や社会の仕組みについての集合知には何か重要なことが欠けているに違いないと確信するようになった。それはサイクルについての実践的な知識である。

彼は当時の他分野のリーダーたちである、アイビーリーグの科学者、スミソニアン博物館のディレクター、実業界のCEO(最高経営責任者)、大使、そして政治家たちとともに「サイクルの科学」を確立する旅に乗り出した。

1971年の本書の初版は、フーバー大統領の疑問と何十年にも及ぶ研究で生じた多くの疑問に対する答えとなり、社会に大きな衝撃を与えた。

自然や世の中の現象や人間の営み、例えば、株価、好況・不況、戦争、昆虫や魚類や哺乳類の個体数、砂糖の価格、気圧、太陽黒点、降水量、湖の水位、病気、婚姻数、移民の流入、木の年輪、宇宙、あなたには、明確な周期的なサイクルは存在するのだろうか。そして、さまざまな現象のサイクルは互いに連携しているのだろうか。

説得力に満ちた本書で答えを見つけてほしい。なお、デューイの研究が今日までどのように続いているかについては https://cycles.org でよく分かる。

■著者紹介

エドワード・R・デューイ(Edward R. Dewey。1895〜1978)
サイクル研究財団(The Foundation for the Study of Cycles)理事長。商務省主席経済分析官のときに、フーバー大統領から株式市場は崩壊や不況の原因について解明するように要請され、それをきっかけに経済サイクルに興味を持った。その後は、経済にとどまらず、植物や生物、地震、太陽黒点、気象、戦争、病など、多くの自然現象や人間が起こす行動には定期的に繰り返されるサイクルがあることを発見し、その研究に生涯を捧げた。

オグ・マンディーノ(Og Mandino。1923/12/12〜1996/9/3)
ミズーリ大学卒業後、製紙工場に就職し、第2次世界大戦では欧州戦線の軍務に就く。その後、保険会社で営業職に就き、数々の目覚ましい成績を上げ、幹部に昇進。その後はサクセス・アンリミテッド誌の編集長を経て、作家兼後講演者として活躍。著書に『この世で一番の贈り物』『営業マンはつくられる』『世界最強の商人』など、多数。


本書への賛辞

「若い投資のプロにはぜひサイクルを学んでほしい」――ビル・サルビ(Cycles Research Investments)

「ごく少数の人しか、特定のサイクルが持つ根本的な重要性に気づいていない。エドワード・デューイはこの分野の先駆者であり、彼の研究は今でも有効である。これらのパターンは、市場や経済だけでなく、自然や人間の行動にも繰り返し現れる。この必要不可欠な知識を理解し活用することは、人生において明確な優位性をもたらすであろう」――アンディ・パンチョリ(地政学と市場戦略の専門家)

「私は1972年にFSC(サイクル研究財団)に参加した。デューイの研究によって私は、伝統的なファンダメンタルズ分析やテクニカル分析では答えの出なかった空白を埋めるためにサイクルを活用しようと強く思うようになった。サイクルは私の投資キャリアでの意思決定に大きな利益をもたらしている。若い投資専門家にはぜひともサイクルを勉強してほしい。本書は最高の出発点だ」――ビル・サルビ(Cycles Research Investments)

「デューイの古典的作品である本書を復刻してくれて、リチャード・スミスと新たなエネルギーを得たサイクル研究財団に感謝したい。地球上の生命のリズムに興味がある人はみんな、繰り返されるサイクルを意識すべきである」――ロバート・R・プレチャー(『The Socionomic Theory of Finance』の著者)

「サイクル研究はその研究対象と同様に、世の物事の盛衰に合わせて人々に注目されたり、されなかったりする。ニッチなテーマでありながら、19〜20世紀の卓越した研究者たち――ジュグラー、コンドラチエフ、キッチン、クズネッツ、シュンペーター、そしてもちろんデューイ自身――がサイクル研究に時間を捧げていた。驚くべきことに、1930年代に彼が研究を始めたところは、今では当たり前になっている知識さえ乏しかった。例えば、大恐慌がアメリカ経済にどれほどの悪影響を及ぼしたかについてだれもはっきりとは分かっていなかった。デューイの卓越した洞察力によって、世界の根底にあるリズムの大部分が解明された。そして、それらはこの価値ある本によみがえる」――アキル・パテル(『The Secret Wealth Advantage』の著者)

「エドワード・デューイは1931年にハーバート・フーバー大統領から不況の原因を探るよう命じられた。当時、彼は商務省の主席経済分析官で、不況が規則的に起こることを発見した。『サイクル』を用いて社会的不安の時期を予測したり、株価を予測したり、天気を予測したり、価格変動を予測したりできると彼は考えた。サイクルはすぐには解明できないかもしれないし、その原因も不明かもしれない。しかし、あらゆるシステムがサイクルに支配されている。サイクルは亜原子粒子の量子領域でも、惑星の軌道でも発生する。あまり知られていないのは、人間の活動にもサイクルが存在するということである。これは――特に政府が関与する場合――経済理論にとって大きな問題である。しかし、科学の進歩のおかげで、サイクルの理解に大きな変化が起こりつつある。そう遠くない未来に、上がるものは必ず下がるということが広く認識されるようになるだろう。あらゆるところで見られる『振動』という考えは、現在多くの関心を集めている。この本は良い出発点である」――トニー・プラマー(『Forecasting Financial Markets』の著者)


(ウィザードブック375)

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