| 100歳までの健康は「声」が重要です!
このような「声の異変」が病気のサインかもしれません・声がかすれる
 ・ガラガラ声
 ・しゃがれ声
 ・声がモゴモゴして、のどに違和感がある
 ・声がかれたり、食事中にむせたりする
 ・朝起きたときにのどが痛く、声を出しにくい
 ・歌っている時に、声を長く出し続けられない
 ・「あー」と声を出したとき、長く続かない(男性は15秒以上、女性は12秒以上)
 ・声の不調が2週間以上、長引いている
 
声の不調に出る次の「病気」に気をつけましょう・肺炎
 ・脳梗塞
 ・逆流性食道炎
 ・ポリープ
 ・喉頭ガン
 ・声帯萎縮
 ・声帯結節
 ・喉頭肉芽腫
 ・胸部大動脈瘤
 ・手足に力が入らなくなる
 
ですが、心配はいりません!声が発信する「病気のサイン」に気づき、すぐに対策をとることで病気を未然に防ぎ、早期に対処することができます。 そうすることで、あなたの本来の声、つまり「キレイな声」を取り戻すのです。その「キレイな声」をキープするため、声を鍛えて、守る。この習慣を日常に取り入れることで、健康を保つことができるようになります。
 
世界五大医学雑誌とも言われる『The Lancet』や『Annals of Internal Medicine』など、英文のインパクトが高いジャーナルに新しい手術や治療法、機器を開発してきた著者が、エビデンスに基づいて100歳まで健康で長生きすることを目指すための健康法を徹底的に解説しています! 
昔より声がおかしいなと思ったら、病気にならないように、
 本書の健康法をすぐに試してみてください。
 目次
第1章 声をキレイにすると病気が逃げ出す「病気のサイン」は声は教えてくれる
 100歳まで健康でいたいなら「声の健康」を考えよう
 なぜ、声のせいで「手足に力が入らなくなる」のか?
 むせたら、日本人死因第3位の肺炎を疑おう
 「のどの違和感」を放置すると様々な病気があなたを襲う
 「声のかすれ」は“突然死”の前兆かもしれない
 「脳梗塞」も声に出る
 2週間、声の異変が治らなければ病院へ
 声の老化を放置しない「声のアンチエイジング」
 
第2章 1日2分で88%も肺炎を防いだ「ピシッと声トレ」チェック! あなたは“声の運動不足”になっていませんか?
 声の運動不足を解消する「ピシッと声トレ」のやり方
 「ピシッと声トレ」のすごい効果
 「ピシッと声トレ」を楽しく続ける工夫・実践法
 
第3章 声を鍛えるヒントは日常生活にもたくさんあるやっぱり「会話」が一番
 井戸端会議が長寿の秘訣
 声が健康になれば、心も健康になる
 声にいいカラオケ。でも、こぶしや裏声はほどほどに
 多趣味な人ほど長生きをする理由
 朝起きたら、「新聞の一面コラム」を音読する
 声を鍛えるのも、ほどほどが一番
 
第4章 声を守るには、まず何より「乾燥」を防ごうなぜ、「体」を大切にしても、「声」を大切にする人は少ないのか?
 口呼吸と鼻呼吸、声に良いのはどっち?
 声のプロフェッショナルは、寝るときも「マスク」を手放さない
 乾燥は万病の元、加湿は健康の味方
 「食事中に水分をとってはいけない」って本当?
 声を守る最強の飲み物は「水」である
 飲むのを避けたい「声を傷つける飲み物」
 
第5章 100歳まで健康な声を保つ「声の衛生」9つの習慣声に優しい話し方はテレビのアナウンサーから学べる
 叫び声だけじゃなく、ささやき声も実は大変危険です
 歌手もやっている、のどのクールダウン
 その飲食物、のどを傷つける「毒」かもしれない
 ビールの「ラッパ飲み」はやめましょう
 食後2時間以内に寝てはいけない理由とは?
 のど、耳、鼻の悩みは「耳鼻咽喉科」へ
 病院へ行くなら月曜日か火曜日がお薦め
 良い医者、悪い医者を見分けるシンプルな方法
 
第6章 脳梗塞を声で発見。発症確率が19分の1になった簡単な方法「声の異変」「のどの違和感」は脳梗塞の前兆かもしれない
 MRIやCTを使ってもわからない「脳梗塞の前兆」とは?
 「たったこれだけ?」と驚くほど
 脳梗塞発症の確立が低くなる簡単な習慣
 スマホ・パソコンは姿勢に注意しよう
 姿勢を正すと声も健康も人生も変わる
 
第7章 声がキレイになれば人生の質が飛躍的に高まるなぜ人間だけが声を使って話せるのだろう
 声をもらった代わりに神様から与えられた試練とは?
 神様はメールよりも会話してほしいと願っている
 「聞き上手」こそが、あなたも周りも救う特効薬
 健康長寿は会話から。感情豊かに過ごせば心も体も健康になる
 著者紹介
角田晃一(つのだ・こういち)
さまざまな海外Top Journalに論文掲載の実績がある医学博士。国立病院機構 東京医療センター 臨床研究センター(感覚器センター) 人工臓器・機器開発研究部部長、東京大学医学部非常勤講師。東海大学医学部卒業、東京大学医学部附属病院、自治医科大学附属病院、東京大学医学部音声言語医学研究施設助手、Yale(イェール)大学Haskins研究所客員研究員、日立製作所日立総合病院耳鼻咽喉科医長、日産厚生会玉川病院部長を経て現職。
 力を入れている研究には中枢を含む感覚器へのinputとoutputの解明と治療への応用、音声言語嚥下外科手術と経済的治療法の開発などがあり、耳鼻科的アプローチによる内科外科疾患の治療法を解明し続けている。
 1998年に自身で開発した自家組織を用いた安全な声帯の再生医療である、声帯内自家筋膜移植術は国内で2003年高度先進医療にも認定され、現在欧米を中心に広く施行されている。多くの国内外、特に欧米Top Journalの編集委員や査読委員を務めている。著書に、『今日からできる声帯トレーニング』(メディカルトリビューン)がある。
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