現実との衝突を少しでも避けたいと考える初心者にも、大いに役立つ。
本書がもっと早く出版されていればと残念に思うほどだ
――アレキサンダー・エルダー博士、『投資苑』著者
テクニカル分析に革命をもたらした最新かつ高度な画期的テクニックも網羅!
テクニカル分析の世界的な権威であり、マックディーの開発者であるジェラルド・アペル氏がサイクルやトレンド、モメンタム、出来高シグナルなどを用いて将来の相場動向を予測する手法を明らかにした。本書は、既存の多くのテクニカル分析本とは異なり、ステップ・バイ・ステップの構成によって、初心者からプロの投資家まで今日の高いボラティリティのマーケットで大きな成功を収めることが可能になっている!
アペル氏は広範な戦略やタイミングモデルを詳細に分かりやすく解説する。また多くの独自の高度なテクニカル分析も本書で初めて公開している。短期、中期、長期投資家向けにテクニカル分析ソリューションも提示、それはミューチュアルファンドを対象とする投資家にも有効である。テクニカル分析に革命を起こし、人気の高いオシレーターであるMACDに基づく戦略やモデルの紹介は、アペル氏自身が開発したこともあって、その洞察は深く、示唆に富み、他の追随を許さない冴えわたったものになっている。読者がリアルトレードですぐにでも利益を上げようと思っているならば、本書は必携の書であろう。
当時の日本の習慣――今もあるのかどうかは知らないが――では、若い聴衆たちは私の講演の合間や直後には、何の質問もしなかった。私はこの習慣について、日本人は講演者が答えられないような質問を発したり、講義が説明不足であったことをほのめかして、講演者に恥をかかせるのを避けているのだ、と理解していた(これは素晴らしい習慣であり、その後、私は米国での講演のたびにこの習慣を教えた)。
しかし、私の講義が終わるやいなや、出席者らは数グループに分かれてパソコンの前に集まり、日本の株価や商品相場のチャートを表示して、MACDに関する私の説明が日本の市場にも適用できるのかどうか試し始めた。聴衆が喜び、私が安心したのは、MACDはまさに日本の市場にも当てはまり、活発な取引に適用可能だったことだ... (つづきを読む)
第2章 お手軽で迅速な2つの株式市場ムード指標
ハイリスク・ローリスクの投資環境を認識する
ナスダックとニューヨーク証券取引所株価指数のレラティブストレングス指標
中期の金融フィルターを用いて市場のムードを測定する
金融モデル
2つの指標を組み合わせる
本章の要約
第3章 移動平均線と変化率――トレンドとモメンタムの追跡
移動平均線の目的
移動平均線――その神話と誤解
移動平均で市場のサイクルの四段階を見極める
変化率――株式市場のモメンタム測定およびその分析法
トリプルモメンタム・ナスダック指数売買モデル
変化率パターンと株式市場サイクルでの4つの段階
第4章 美しい図形以上のもの――パワーツールのチャートパターン
シナジーというコンセプト
パワフルチャートフォーメーション
ウエッジ――株の買い時期と株の売り時期
チャートパターンのシナジー
ヘッド・アンド・ショルダーズ
支持線と抵抗線
トレンドラインの特徴
支持線と抵抗線によるチャネル
ダマシの上放れと下放れ――主要な相場パターン
第5章 政治、季節、時間のサイクル――市場の波動に乗る
株式市場のカレンダーベースのサイクル
時間サイクル――4日から4年
市場サイクルのセグメント
市場サイクルの長さ
18カ月市場サイクルと変化率による確認
Tフォーメーション――究極のサイクルパワーツールか?
Tフォーメーションの形成
まとめ
第6章 大底拾い、天井確認、トレンドフォロー――モメンタムオシレーターと市場の幅の指標を組み合わせたパワーツールで売買のタイミングを改善
これまでに学んだことの簡単な復習
「外部的」ではなく「内部的」な株式市場
市場の幅の計測
NYSEの騰落ライン
若干より敏感な騰落ラインの変化率の指標を使用する
週間のインパルス(衝撃)継続シグナル
週間インパルス(衝撃)シグナル
日次ベースの市場の幅のインパルスシグナル
第7章 出来高の極限、ボラティリティ、ボラティリティ指数(VIX)――クライマックスの水準や、相場の底値での買いのチャンスを認識する
天井――嵐の前の静けさ、大底――静けさの前の嵐
TRIN――多目的型の市場ムード指標
ボラティリティ指数(VIX)と重要な株価の買いゾーン
メジャーリバーサル・ボラティリティモデル
第8章 高度なMACD――究極の市場タイミング指標なのか?
解説の範囲
MACDの基本組成
ダイバージェンスを利用して、最も信頼できるシグナルを認識する
売買のために異なるMACDの組み合わせを使用してMACDシグナルを改善する
相乗効果――ほかのテクニカルツールでMACDを確認する
長年にわたるMACD――長期、短期、イントラデイ
株価急落後の主要安値ポイントを確認するMACDの驚くべき威力
MACDと4つのステージのマーケットサイクル
MACD指標に関連したルールと手続きの復習
日々の市場の幅のスラストモデルを中期的な買い参入に変換する
第9章 移動平均トレーディングチャネル――前日の値動きか
ら明日の転換を予測する
移動平均トレーディングチャネルの基本要素
機能している移動平均トレーディングチャネル
移動平均トレーディングチャネル内での局面展開
移動平均チャネルとメジャートレンド
価格と移動平均の差のオシレーター構築方法
移動平均トレーディングチャネル取引に関する主な原則のまとめ
第10章 すべてを統合する――あなたの取引戦略を構築
(ウィザードブックシリーズ103)
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