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「相場の虚実と狭窄」
小手先の話ではない!!!
矢口氏自らの言葉で「矢口論」の糸口に迫る!!!
「“個人が個人として力を発揮する時代”であり“本物しか生き残れない時代”、
それなら本物になってやろう」(ディーラーズ・ウェブ/ブログより)との思いから、
個人投資家向けの情報発信を積極的に続けている矢口氏。ロングセラーとなっている
『生き残りのディーリング』の著者であり、近著に『テクニカル指標の成績表』がある、
テクニカル・トレーダーである。「タペストリー・プライスアクション(TPA)理論」や
「S(Survival)チャート」に代表される独自の相場ロジックは、ファンダメンタルズの
虚実とテクニカル指標の狭窄性を反面教師として生まれた。こうした氏の相場に対する
ストイックな姿勢は、いわゆる「矢口論」といわれる相場観の源ともなっている。
<選ばれし者>
留学先(豪・メルボルン大学)でロシア文学を専攻していた矢口氏は帰国後、
1980年代に日本が進めていた規制緩和(資本取引自由化)の流れに乗って、
インターバンク(銀行間)取引のマネー・ブローカー社に就職、金融の世界に
身を置くことになる。相場のことなど何も知らなかった文学青年は、この奇妙な
運命に突き動かされ、その後、野村證券へ移籍し、ブロカーからディーラーへと
転身を果たす。「(相場というものが)自分に適っていた」と、知らなかった自分を
教えてくれた運命を述懐する矢口氏は、「NOMURA」の看板を背負った
「債券ディーラー」として、ポジション・テーカーの道を極めていくことになる。
<簡単に言うならば…>
「相場はどうして変動するのか?」という純然とした疑問から始まる伝説の
相場バイブル『生き残りのディーリング』は、1990年の初版刊行以来20年、
版を重ね、当初はプロが主体的だったのに対して、最近では個人投資家にまで、
その読者層を拡大している。相場本としては掲載されているチャートの数が極端に
少ないこの本は、自分の隣に座っている熟練・先輩トレーダーが吐露する
“相場の極意”にも似て、孤独な戦いを続ける未熟なトレーダーの右脳に訴えかけてくる。
このインタビューで氏は、「ファンダメンタルズでトレードする愚」を語り、
「テクニカル指標で芳醇な相場データを排除してしまうことの危うさ」を語り、
ならば相場に勝つには「何を意識するべき」なのかについて、矢口氏自身の
言葉で熱く語っている。投資家として生き残るために必要な実践と哲学について
本物のプロフェッショナルが語った必聴のインタビューです!
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〜内容抜粋〜 | ||||
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出演講師 |
矢口新(やぐち・あらた) 豪州メルボルン大学卒。日米欧の大手金融機関の為替、 債券のディーラー、機関投資家セールスとして東京、 ロンドン、ニューヨークの三大市場に勤める。 2002年5月、株式会社ディーラーズ・ウェブ創業。 金融商品取引業:関東財務局長(金商)第872号。 著書『実践 生き残りのディーリング』『なぜ株価は値上がるのか?』 『矢口新のトレードセンス養成ドリル(Lesson1)/(Lesson2)』 『矢口新の相場力アップドリル(為替編)/(株式編)』 『テクニカル指標の成績表』(以上パンローリング)、 『株を極める! リスク管理・資金運用』(日本実業出版社)など多数。 |
インタビュアー |
清水昭男(しみず・あきお) 1983年、南イリノイ大学コミュニケーション学部卒。トウキョウ・フォレックス、 タレット・アンド・トウキョウ・インターナショナルを経て、CBOTアジア・パシフィック代表を務める。 その後、ブルームバーグ・ニュースのレポーターとして、CATVで相場レポートを担当。現在は、フリーで 翻訳・執筆を中心に活動中。手がけた作品は『新マーケットの魔術師』『投資苑がわかる203問』 『DVD ターナーの短期売買セミナー』『DVD ガースタインの銘柄スクリーニング法』 『DVD デビッド・ナッサーのデイトレード講座』『DVD アラン・ファーレイの収益を拡大する 「仕掛け」と「仕切り」の法則』『マンガ LTCM -巨大ヘッジファンド崩壊の軌跡』 『マンガ 監査法人アーサー・アンダーセン』(パンローリング)など多数。 |
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