商品相場必勝ノート

商品相場は逆張り有利、売り有利、ツナギ有利といわれながら、一般の商品相場の本にはこれらが全く解説されていない。それを解説したのだが、月刊先物市場に掲載（5年間）していた時にも一部の大衆相手の商品会社から「こういうことは投資家に教えないでくれ」と言われたほどである。（技術書）

目次

はじめのノート

1 株より理論的なのに
2 自由な売買ができる

第1ノート 解説と技術と基本
1 解説と技術とはちがう
2 実践者の出処進退が問題
3 具体的方法は秘密か
4 どうすれば「こうすれば」が出来るか
5 技術論は程度が低いか
6 ファンダ メンタル屋の悲劇
7 初歩のことは書いてない
8 独学はわがままになる
9 相場だけは上手にならなければ
10 一五○○万円の損をとりかえした
11 〃心〃の質がちがってくる
12 喋々と経済を論じても
13 誰も助けてくれない
14 単純化が迷いを少なくする
15 「手間をかける」が上達のもと
16 典型化されてしまう解説
17 いちばん冷静になれるのは
18 「作業」と見立てると
19 独学の悲劇に気をつけて
20 数字を追うこと
21 いろいろな指標があるが
22 意外に低い相関係数
23 夢を追わないこと
24 グラフの基本条件
25 付加価値はつけられない
26 商品に倒産はない
27 ファンダメンタルズの重要度は高い
28 生活感覚でもよい
29 能力を高める努力を
第二ノート 相場当てもの論
1 単発の売買
2 明日は高いか安いか
3 当たりを多くするには
4 当てるための三原則
5 外れは無知によるか
6 岡目八目ということ
7 ほんとに連戦連勝らしい
8 動きに合うやりかた
9 当たるほうがよい
10 順張りは不利
11 増し王は逆張り
12 利益増大の方法
13 原則は簡単だが
14 やってみると驚く
15 典型は上げ相場の押し
16 揉み場
17 揉みは出動の場所
18 商品の底は株とちがう
19 底の予想
20 材科はキッカケにすぎない
21 二回目は将来を考えて

第三ノート 建て玉と損益
l 様子をみるための玉
2 ここぞという時のため
3 公正な判断を
4 はじめの玉、次の玉
5 スリルのないのがよい
6 「勝負」と意気込まない
7 本人が納得しないと
8 グラフも場帖もていねいに
9 じめから本玉
10 本玉でも分割する
11 ていねいに売買すれば
12 乗せは分割ではない
13 〃しまった〃がないように
14 小細工は不要
15 手仕舞ってひと仕事終わり
16 情報機器は有効か
17 他人まかせは駄目
18 知的遊戯は無駄
19 大きな夢なのに努力しない
20 当初資金を決めるべきだ
21 資金に余裕をもつ

第四ノート 練習と上達
1 〃運〃ではないのだが
2 対立と順応
3 理屈よりも上手下手
4 興味本位では
5 実践力だけ
6 自分ひとりの努力
7 成果のあがる二分割練習法
8 出来高の併記は不可
9 体験なのだから
10押しを買うのがやさしい
11〃安値づかみ〃をするように
12不安があるだろうが
13興奮を伴わない売買
14必ず段階をふんで
15研究をやめて

第五ノート ツナギの理解と実践
1 取引所の存在理由のひとつなのに
2 継続的な商行為
3 売り玉の内容はさまざま
4 利益確保のツナギ
5 当限に回るのを避ける
6 ツナギの効果はサヤの変動
7 過ザヤでも売ることがある
8 同時にツナぐことも
9 先物の10倍がサヤの動き
10まとめて計算はツナギではない
11ツナギは囲内を持つ
12オーバー・へツジは危険だが
13「区切り」をつける
14ツナギによる区切り
15売り王の性質の変化
16むずかしさを減少させる
17外見は下手に見えるが
18片玉分だけ確実に取る
19やさしいやりかたなのに
20安心していられる
21まさに波のり
22〃順ザヤは売り有利
23実質損益は一代足で
24取引機構によって
25金定期はツナギの売買
26上げ相場でも売って取れる？
27だから場帖が大切
28やはりサヤの理解は困難
29現物が動かなくても
30ビジネスでもある
31理論と実践と結びつかない
32単純な形式がわかりやすい
33納会でサヤを実感する
34ツナギは多様化の傾向
35理論を知らなくてよい
36ツナギは「開けゴマ」

第六ノート 儲かるか損するか
1 まさに落語の世界だが
2 「魅入られる」のかも
3 「大セール」の広告なのに
4 大事な「大筋」がわからなくなる
5 今も昔も将来も
6 常識外れぱかり
7 誤解を解けないほど
8 人間としても駄目
9 安易な「傷のなめ合い」
10さもしい人になるな
11お手本がない
12道具なしでは
13欠陥グラフでは儲からない
14青い鳥は自分のところに
15ダボハゼはよいお客？
16ひとつでもたいへんなのに
17本筋から外れているのに
18「便利だ」ということはみんなダメ
19開眼したことはいけないこと
20天を恐れざる〃満三〃
21見通しは自分で立てるもの
22いろいろな条件がちがうのだ
23あとになってからわかること
24啓発なんかされない
25カネ儲けは面白くないもの
26客観的判断なんて出来ない
27やる前には出来そうだが
28継続的な努力が必要
29個人の能力の問題

おわりのノート 危機管理
l 聞くことさえ嫌がる
2 あまりに軽視されている
3 危機のないのが結論だが
4 いわゆる「火の用心」
5 端的にはストップ・ロス
6 ド素人からプロまで同じ
7 片意地帳ると致命傷
8 具体的な項目を
9 希望の灯を消さないために

●オススメの一冊(プロの書評) Vol.162

●読者の御意見

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